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水のコラム

氷を早く作るには?家庭でできる時短のコツを紹介

公開日:2026年07月31日 その他


連日の暑さで、冷たい飲み物が手放せない季節になりました。
40℃を超える「酷暑日」も各地で記録されるなか、冷凍庫の氷はいくらあっても足りないくらいですよね。
麦茶に、アイスコーヒーに、かき氷にと、フル稼働で使っているご家庭も多いはず。
 
そんな氷ですが、できあがるまでの時間をちょっとした工夫で縮めることができるというのはご存じでしょうか。
特別な道具は不要、家にあるものや冷凍庫の使い方をひと工夫するだけ。
仕組みを知っておけば、氷が足りないと気づいたときにもあわてずに済むかもしれませんよ。
 
そこで今回の記事では、氷ができる仕組みから、家庭でもすぐに試せる時短のコツ、またおいしい氷を作るポイントなど、氷づくりに関する色々な情報についてご紹介します。

氷が早くできる仕組み

氷を早く作るポイントは、水が持つ熱をいかに効率よく逃がすかにあります。
 
冷凍庫に入れた水は、まわりの冷気によって少しずつ熱を奪われ、温度が下がっていきます。
一般的に0℃付近になると凍り始めますが、0℃まで冷やせばすぐにすべてが氷になるわけではありません。
液体の水が固体の氷に変わる際にも、「凝固熱」と呼ばれる熱を外へ放出する必要があるんです。
 
そのため、水から熱が早く逃げる環境を整えるほど、氷も早くできあがるというわけ。
凍る速さを左右する主な条件としては、次の3つが挙げられます。

水の量

水が少ないほど、奪う必要のある熱も少なくなります
小さな氷や薄い氷のほうが、中心まで早く凍ります。

容器の素材や形

金属などの熱を伝えやすい容器を使うと、水の熱が外へ逃げやすくなります。
また、浅くて表面積の広い容器も効率よく冷やせます。

冷気の当たり方

冷気の吹き出し口に近い場所へ置き、容器のまわりに空間を確保すると、冷気が行き渡りやすくなります。
 
つまり、「水を少なくする」「熱を伝えやすい容器を使う」「冷気が当たりやすい場所に置く」という3点を意識すれば、それだけ氷を早く作ることができます。

氷を早く作る方法


仕組みがわかれば、あとは実践するだけ。
1章でふれた3つのポイントを踏まえて、すぐに試せる方法をご紹介しましょう。

金属製の容器やトレーを使う

いちばん手軽で効果が大きいのが、容器を替えること。
プラスチックの製氷皿より、アルミやステンレスといった金属製のトレーのほうが、熱をすばやく伝えることができます
バットのような金属容器に水を入れて凍らせ、あとで割って使う方法もおすすめです。

アルミホイルを活用する

金属トレーがなければ、アルミホイルでも代用できます
製氷皿の下にアルミホイルを敷いたり、皿ごと包んだりするだけで、熱が伝わりやすくなって凍る時間が短くなります。
金属製のトレーなどをお持ちでない方は、一度試してみてください。

水を少なめに浅く入れる

先述の通り水の量が少ないほど、早く凍ります。
製氷皿に入れる水を少し控えめにするか、浅い容器に薄く広げるようにして入れると、冷える面積も広がって凍るまでのスピードが上がります。
小さめや少量の氷でよければ、この方法がいちばん手っ取り早いかもしれません。

冷凍庫の設定を強める

あらかじめ冷凍庫の温度設定を「強」にしておくと、庫内がより冷え、その分氷も早くできます。
急いでいるときは、氷を作る間だけでも設定を上げておくといいでしょう。

冷凍庫の中を整理しておく

意外と見落としがちなのが、庫内の状態。
ものを詰め込みすぎていると冷気の流れが悪くなり、凍るのに時間がかかります
製氷皿のまわりにできるだけ空間を作り、冷たい空気がしっかり当たるようにしておきましょう。

「お湯のほうが早く凍る」って本当?


氷を早く作る方法として、よく話題になるのが「冷たい水よりも、お湯のほうが早く凍る」という説。
いわゆる「ムペンバ効果」と呼ばれる現象です。
 
ムペンバ効果とは、特定の条件下で、高温の水が低温の水よりも早く凍ることなのですが、どのような場合でも起こるわけではありません。
水の量や温度、容器の形、冷凍庫内の環境など、様々な条件によって結果は変わってきます。
同じ手順で試しても再現できないケースがあり、現象が起こる詳しい仕組みについても長年研究されていますが、統一された見解には至っていないそうです。
 
そのため、家庭で確実に使える時短テクニックとはいいにくいのが実情。
急いで氷を作りたい場合はお湯を使うよりも、ご紹介したように水の量を少なくしたり、熱を伝えやすい金属製の容器を使ったりするほうが確実といえるでしょう。

透明でおいしい氷を作るには


急ぎでなければ、できるだけ見た目も口当たりもいい氷を作りたいところ。
よくある家庭で作った氷が白く濁ってしまうのには、理由があります。
 
水道水には空気やミネラル分が溶け込んでおり、凍るときにこれらが氷の中に閉じ込められます
この気泡や不純物が、白い濁りの正体です。
市販のロックアイスのように透き通った氷は、この空気や不純物が抜けた状態で凍らせたもの。
透明な氷ほど溶けにくく、飲み物が薄まりにくいという利点もあります。
 
家庭で透明に近づけるコツとしては、いくつかあります。

  • 一度沸騰させた水を冷ましてから凍らせる
  • 湯冷ましや浄水器を通した水を使う
  • 製氷皿にタオルをかぶせるなどして、ゆっくり時間をかけて凍らせる

 
完全に透明な氷というのは難しいですが、普通につくるよりも透明度の高い氷を作ることができます。
見た目もきれいで、溶けにくい氷になりますので一度試してみてはいかがでしょうか。

用途に合わせて氷を上手に作ろう

氷作りと聞くと、ただ製氷皿に水を入れて待つだけと思いがち。
ですが少しの工夫で、できあがる速さも、氷の質も変えることができます。
 
急いで冷やしたい日は金属トレーや少なめの水で手早く、来客などの際に見た目にもキレイな氷を使いたい日はひと手間かけて透明に。用途に合わせて作り分ければ、毎日の飲み物や食事をより一層楽しめます。
 
そしてその氷のもとになるのは、蛇口から出る水道水。
安心して飲める水がいつでも使えるからこそ、氷作りも気軽に楽しめるというものです。
 
私たち「しずおか水道職人」は、暮らしの水まわりの快適さを支えるため、水漏れやつまりをはじめ、幅広い水のトラブルに対応しております。
毎日の水を安心して使い続けられるよう、水の濁りや蛇口の不具合など、気になることがあればぜひお気軽にご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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