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水のコラム

排水溝の詰まりは重曹でも解決できる!他の対処方法も

2023年02月27日 水回り

排水溝の詰まりを改善するために、重曹はある程度の効果を発揮する手段として馴染み深いでしょう。扱いが簡単な上、容易に入手できる点も浸透する理由となっています。

しかし、使い方を適切に理解していないと最大限の効果も発揮できないでしょう。そこでこの記事では、重曹で詰まりを解決する方法と他の対処方法についても解説します。

排水溝が詰まる原因

排水溝の詰まりを改善するためには、原因をきちんと理解しておく必要があります。排水溝が詰まる要因は、台所、洗面台、浴室、洗濯機周辺など、排水溝のあるところによってさまざまです。

その中でも台所と浴室には特に詰まりやすい環境があります。

台所
台所での詰まり原因の多くは、食べかすや油の残りです。台所では、数多くの食材を取り扱うので、水道を使っていると微量であっても食べかすや油の残りが排水溝へ流されていきます。

清掃を怠って放置してしまうと、食べかすや油の残りは排水溝の奥にだんだん蓄積されていきます。やがて排水管のスペースが狭まり詰まっていくのです。

また、排水溝に溜まった油は滑りの元凶にもなります。この滑りに雑菌が繁殖してしまうと、ヘドロ状になり詰まり状態をよりエスカレートさせることにもなりかねません。滑りは異臭の原因にもなるので、定期清掃が大事になってきます。

浴室
浴室では、身体を洗ったり洗髪したりするので、排水溝には水と共に流れ着いた毛やアカが蓄積されていきます。家族内に長髪の人がいると排水溝内部にすぐ毛が積もるので、定期的な清掃が重要です。

浴室の排水溝が詰まりを起こす原因には、固形石けんのカスもあげられます。排水溝に積もった毛に固形石けんのカスが付くと、詰まりが悪化する危険があります。粘性のあるシャンプーやボディソープを使っている家では、固形石けんのカスによる詰まりが起こりやすいです。

重曹とクエン酸がある程度詰まりに効く理由

排水溝の詰まりを直すために、素早く利用できる重曹を使う手法があります。ちなみに、重曹とクエン酸を同時に使ってやり方を工夫すれば、詰まりをさらに直しやすくなります。

以下、重曹とクエン酸をうまく組み合わせた方法を説明していきます。

重曹が効力を発揮する汚れのタイプ
重曹は、重炭酸ソーダを略したものです。清掃だけでなく調理にも活用できるほど無害なので、安心して使えます。敏感肌の人や強度の化学薬品を使うことに懸念がある人にとって使いやすいでしょう。

重曹は弱いアルカリ性なので、酸性の汚れを洗い落とす際に効力を発揮します。水道付近で出る滑りは酸性なので、重曹を活用するときちんと落とせるのです。よって、重曹は台所と浴室で両用できます。

台所では、滑りに雑菌が住み着いてヘドロ汚れになりますが、重曹を使用すれば容易くきれいになります。また浴室内に積もったアカは弱い酸性なので、このアカも重曹によって落とすことが可能です。

クエン酸が効力を発揮する汚れのタイプ
クエン酸は、酸っぱい味のもととなる成分です。例をあげると、梅ぼしやレモンにはクエン酸が多分に含まれています。クエン酸はナチュラル成分をふくみ、重曹と同様に人体に害がないので、安全に清掃できるのがメリットです。

クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れを洗い落とす効力を持っています。台所だと水アカや洗剤のカス汚れを落とす際に有効です。浴室の固形石けんのカスもアルカリ性なのでクエン酸を使えばきっちり落とせます。

重曹で排水溝を清掃する方法

重曹を活用して排水溝の清掃をする際に、知っておきたいポイントがあります。下記、重曹を用いて清掃するときの方法を、台所と浴室に分けて解説します。

重曹を用いて「台所」の排水溝を清掃する方法
まず、台所の場合です。

重曹を用いて台所清掃する際は、はじめに重曹とクエン酸を1対2の分量比で混ぜたパウダーを準備しましょう。清掃方法は以下の通りです。

・ふた、ゴミ受け皿、排水トラップを外す
・各部品に調合したパウダーをなじませ、こすり洗いして汚れを落とす
・再度排水溝にパウダーをふりかける
・パウダーを散布した箇所に水を注ぐ
・発泡状態になったら、60分ほど放置する
・水でパウダーを洗いながす
・外した部品を装着する

部品の細かなところまで清掃する場合は、歯ブラシでこすり洗いすると汚れをよく落とせます。手を汚したくない人は、ゴム手袋をつけて作業すれば安心でしょう。

重曹を用いて「浴室」の排水溝を清掃する方法
つづいて、浴室の場合です。

重曹を用いて浴室の排水溝を清掃するときは、まず重曹とクエン酸を3対1の分量比で混ぜたパウダーを準備しましょう。

・排水溝内の余分なゴミ汚れを取り、部品を外す
・排水溝と部品にパウダーをふりかける
・水を注ぐ
・発泡がスタートしたら30分そのまま待つ
・水でパウダーをすすぎ流す
・部品を設置する

水だけでは汚れを落とせないときは、歯ブラシや台所スポンジなどを使うと洗いおとせます。なお、重曹とクエン酸を組み合わせずに、重曹からクエン酸の順番でふりかけて使う手法もあります。浴室だけでなく台所においても両方のやり方ができます。

他の排水溝詰まり解決法

排水溝の詰まりを直す手段として、重曹とクエン酸を使わない方法もあります。以下、どの詰まりシチュエーションでも対処できる方法を紹介します。

液体パイプクリーナーを使用
液体パイプクリーナーを使った方法は難しくありません。排水溝内に液体パイプクリーナーを注ぎ、一定時間そのままにしたあと、水で十分にすすぎ洗いします。

排水溝内に注ぐ液体パイプクリーナーの分量は300~500ミリリットルほどで、放置する時間は30~60分くらいが最適です。注ぎこむ液体パイプクリーナーの分量や放置する時間は、扱う製品によりけりです。

注意事項をよく確認し、正しい分量や放置時間を守って行いましょう。

塩素系ハイターを使用
排水溝を清掃する場合は、スプレー式の塩素系ハイターもおすすめです。

・排水溝の部品を外す
・スプレー式の塩素系ハイターを吹きかける
・5~10分くらいそのままにする
・水ですすぎ流す

水ですすぎ流しても汚れがあるケースは、掃除ブラシなどでこすり洗いして清潔にしましょう。塩素系ハイターは威力が強いので、誤って目や皮膚につかないよう注意してください。窓や換気扇を使い、換気してにおいを吸いすぎないように対処することも必要です。

ワイヤーブラシを使用
ワイヤーブラシは、ワイヤーの先端箇所にブラシが設置されている清掃用具で排水溝奥の詰まりを削り落としたい場合に役立つでしょう。

・ワイヤーブラシを組み立てたら、排水溝内に挿入する
・奥側まで差し込んでつきあたったら、回したり上下方向に移動させたりする
・簡単に移動するようになったらワイヤーブラシを排水溝内から引き出す

ワイヤーブラシを引き抜いたあと、試しに水を流して詰まり状況をチェックしましょう。

予防も肝心

排水溝の詰まりを防止するには、日常からつまらせないように意識しておくことが重要です。

食品のカスや油汚れが詰まる理由となる台所では、フライパンを使用したあとはペーパーなどで油の残りや食品のカスを拭いてから洗えば、排水溝の詰まり予防対策となります。

毎日の予防と定期清掃をして、排水溝の詰まりを改善していきましょう。自分で清掃しても改善されない場合は、専門業者にお願いして原因を特定し、解決することも考えてみてください。

排水溝の問題が心配な場合は直ちに対処し、台所や浴室などの水道をスムーズに使えるようにしましょう。

まとめ

今回は、排水溝の詰まりを重曹で解決する方法や他の対処方法についても解説しました。重曹やクエン酸はその特徴をうまく活用すれば、排水溝汚れや詰まり解消の大きな武器となります。

普段からの予防が大切になるので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

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