水のコラム
大切な思い出をひな人形に|静岡県発・伝統工芸『きおくひとえ』の魅力【水道職人:プロ】
ひな祭りの時期が近づくと、子どもの健やかな成長を願って、家族でひな人形を飾ったり、ちらし寿司やひなあられを囲んでお祝いするご家庭も多いことでしょう。
ひな祭りは、家族の絆や思い出を振り返る特別な時間です。
そんなひな祭りをもっと特別なものにする、静岡発の新たなサービス「きおくひとえ」をご存じでしょうか?
思い出の洋服をアップサイクルして作る世界に一つだけのひな人形。
静岡県の老舗人形工房「左京」が生み出したこのサービスは、家族の思い出を未来へつなぐ新しいひな祭りの形を提案しています。
この記事では、静岡ならではのひな祭り文化や、話題の「きおくひとえ」が生み出す新たな伝統の形についてご紹介したいと思います。
いつものひな祭りを、もっと心温まる思い出深い時間にしてみませんか?
ひな祭りとは?|家族で祝う特別な日
ひな祭り(桃の節句)は、毎年3月3日に女の子の健やかな成長や幸せを願って行われる日本の伝統行事です。
その起源は古く、平安時代の宮中行事や、災厄を人形に移して川に流す「流し雛」の風習にまでさかのぼります。
ひな人形は、子どもを災いから守り、幸せな人生を歩めるようにとの願いを込めて飾られます。
美しく着飾ったお内裏様とお雛様を中心に、三人官女や五人囃子(ごにんばやし)が並ぶ豪華なひな壇は、日本の美意識や職人技の結晶とも言える存在です。
さらに、桃の花は「魔除け」や「長寿」の象徴とされ、ひな祭りの時期に飾られることで、子どもたちの健康と幸福を願う気持ちが込められています。
現代のひな祭り事情と楽しみ方
近年では、ひな祭りの祝い方も多様化しています。
住宅事情やライフスタイルの変化から、コンパクトなひな人形やモダンデザインの飾りが人気となる一方で、ひな祭りを通して家族の思い出を振り返る時間を大切にする家庭も増えています。
また、子どもの成長を祝うだけでなく、家族の絆を深める機会として、写真を残して共有したり思い出話に花を咲かせたりといったことも現代的な楽しみ方のひとつと言えるでしょう。
静岡県のひな祭り文化
静岡県のひな祭りを語るうえで欠かせないのが「雛のつるし飾り」です。
このつるし飾りは、一つひとつの飾りに無病息災や幸せを願う意味が込められており、静岡ならではのひな祭りの風習として親しまれています。
「雛のつるし飾り」は、ひな壇の両脇に飾られることが多く、布製の可愛らしい細工物が糸でつなげられ、吊るされた姿が特徴です。
〇布細工の例
・桃の花:魔除けと長寿の象徴
・うさぎ:子どもの健やかな成長と飛躍を願う
・さるぼぼ:厄除けや良縁の祈り
このように、一つ一つの飾りに願いが込められており、見た目の美しさだけでなく、家族への想いも併せて表現されています。
また、このつるし飾りは代々受け継がれることも多く、親から子へ、子から孫へと、家族の歴史や物語を語り継ぐ役割も果たしています。
毎年ひな祭りの時期に飾るたびに、家族の歩んできた時間や思い出を振り返る機会は、進みの早い現代において貴重な時間と言えるのではないでしょうか。
伝統と新たな価値観の融合
近年では、伝統的なひな祭りの祝い方を大切にしつつも、現代のライフスタイルに合わせた新しいスタイルも注目を集めています。
「雛のつるし飾り」のように、家族の想いや願いを込めたひな祭りの伝統がある一方で、思い出を形に残す新たな取り組みも誕生しています。
その一つが、静岡県の老舗人形工房「左京」が提案する「きおくひとえ」。
思い出の洋服を使って作る世界に一つだけのひな人形は、「雛のつるし飾り」が持つ家族の想いや願いを形にするという伝統的な価値観を、現代の暮らしに合わせてアップデートした新しい提案として今、注目されています。
静岡県発・新しいひな人形「きおくひとえ」
静岡県で100年以上の歴史を持つ老舗人形工房「左京」。
伝統的なひな人形作りを通して、家族の成長や幸せを願う気持ちを形にしてきた工房が、新たな取り組みとして提案するのが「きおくひとえ」です。
「きおくひとえ」の最大の魅力は、子どもの思い出の洋服をアップサイクルしてひな人形を作るということです。
初めてのお出かけや入園式、特別な日に着た洋服など、家族の大切な思い出が詰まった捨てるに捨てられないアイテムを、職人の手で世界に一つだけのひな人形へと生まれ変わらせます。
アップサイクルの過程では、洋服の柄や色を活かした着物のデザインが施されます。
例えば、華やかな花柄のワンピースは上品な着物の柄として、シンプルな生地はモダンなデザインの装飾として取り入れられます。
また「きおくひとえ」は、サステナブルな視点でも注目されています。
使わなくなった洋服を新たな価値ある形に変えることで、家族の思い出を無駄にすることなく、次世代へとつなげることができるのは、まさに現代のスタイルに沿った文化の形と言えるのではないでしょうか。
家族の思い出を未来へつなぐひな祭り
「雛のつるし飾り」が一つひとつの飾りに願いを込めて作られるように、「きおくひとえ」もまた、家族の思い出をひな人形として形に残す特別な存在です。
毎年ひな人形を飾るたびに、「この洋服を着ていた頃は…」「あのときはこんな出来事があって…」と、家族で語り合う時間が生まれるのは素敵ですよね。
「きおくひとえ」は、そうした思い出を語り継ぎ、未来へとつなぐ新しいひな祭りの形を提案してくれています。
静岡の伝統工芸と現代のライフスタイルが融合した「きおくひとえ」。
来年のひな祭りは、家族の思い出が詰まったひな人形とともに、より特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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