水のコラム
健康的な食生活の基本!一汁三菜の日に学ぶ和食の知恵【水道職人:プロ】
毎月13日が「一汁三菜の日」に制定されているってご存知でしたか?
分かりやすい語呂合わせから生まれたこの記念日ですが、日頃の食生活を見直すきっかけとしてうまく活用してみるのはいかがでしょうか。
この記事では、一汁三菜の魅力と、現代の暮らしに取り入れるポイントについてご紹介したいと思います。
一汁三菜の日とは?由来と意味
一汁三菜の日は、和食の素材メーカー6社(フジッコ・ニコニコのり・キング醸造・はくばく・ますやみそ・マルトモ)で構成される「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯」という団体によって制定されました。
日本記念日協会に正式に認定・登録されている記念日でもあります。
この記念日が作られた背景には、和食文化の継承という大切な想いがあります。
2013年に「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的にも注目を集める和食。
その基本となる一汁三菜のスタイルを、次の世代にも伝えていこうという目的があるんです。
一汁三菜とは、主食(ご飯)、汁物(味噌汁など)、そして3つの菜(主菜1品、副菜2品)を組み合わせた食事のスタイルのこと。
この組み合わせこそが、日本食におけるバランスの良い食事の基本とされています。
一汁三菜が体に良い理由
なぜ一汁三菜が健康に良いとされるのか。
それは、限られた品数の中で必要な栄養素をバランス良く摂取できる、理想的な食事構成だからです。
栄養バランスの優秀さ
一汁三菜の最大の魅力は、その栄養バランスの良さにあります。
主食のご飯からは炭水化物を中心としたエネルギーを、主菜からはタンパク質を、副菜からはビタミンやミネラル、食物繊維などを効率的に摂取できます。
特に注目したいのが、汁物の役割です。
単なる水分補給だけでなく、野菜や豆腐、わかめなどの具材によって、不足しがちな栄養素を手軽に補うことができます。
また発酵食品である味噌により、腸内環境の改善効果も期待できると言われています。
そして副菜を添えることで、様々な食材を少しずつ摂取できるのも大きなメリット。
現代人に不足しがちな野菜も、煮物や和え物として無理なく食卓に取り入れることができます。
消化に優しい食事法
一汁三菜のもう一つの利点は、消化に優しい食事構成だということです。
温かい汁物から食事を始めることで、胃腸を温め、消化を促進する効果があります。
また、ご飯を中心とした食事は、パンやパスタに比べてGI値(血糖値の上昇率)が緩やかで、体への負担を抑える働きも。
他にも香のもの(漬物)を添えることで、独特の旨味が加わり、食事全体の満足度が向上するだけでなく、乳酸菌などにより腸内環境を整える働きもあるため、健康維持に一役買ってくれます。
現代生活で実践する一汁三菜
一汁三菜の良さは分かっても、忙しい現代の生活では実践が難しく感じるかもしれません。
でも、ちょっとした工夫で無理なく取り入れることができますのでぜひお試しあれ。
忙しい日の時短レシピ
平日の忙しい時間でも一汁三菜を実践するコツは、作り置きと組み合わせの工夫にあります。
週末にまとめて副菜を数品多めに作っておけば、平日は温めるだけで一汁三菜が完成します。
例えば、煮物やきんぴらごぼうなど、日持ちする副菜を冷蔵庫にストックしてみてください。
主菜も同様に、魚の照り焼きや鶏の唐揚げなど、冷凍保存できるものを活用すれば時短につながりますね。
汁物は、だしパックや味噌汁の素を使うことで、具材を変えるだけで毎日違った味を楽しめます。
豆腐とわかめ、キャベツとじゃがいも、なめこと大根など、冷蔵庫にある野菜を組み合わせるだけでバリエーション豊かな汁物ができあがります。
もし面倒であれば、インスタントやスーパーのお惣菜でも十分。
続けて習慣化することをまず目指してみてください。
家族で楽しむ食卓作り
一汁三菜は、家族のコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。
子どもたちには、お箸の持ち方や食事のマナーを自然に身につけてもらえます。
また、季節の食材を使った副菜などを通して、旬の味覚を楽しむことも大切です。
春は筍や菜の花、夏はきゅうりやトマト、秋は里芋やきのこ、冬は大根や白菜など、季節ごとの恵みを食卓に取り入れることで、日本の四季を感じられる食事になります。
家族それぞれの好みに合わせて副菜を調整できるのも一汁三菜の魅力。
お父さんには少し濃い味付けの主菜を、お子さんには甘めの煮物を、といった具合に、みんなが満足できる食事を作ることができるのも日本食の魅力ですね。
静岡の食材で楽しむ一汁三菜
静岡県は、豊かな自然に恵まれた食材の宝庫です。
一汁三菜を実践する上で、地元の美味しい食材を活用しない手はありません。
まず注目したいのが、静岡茶。
食後の一杯はもちろん、茶葉を使った天ぷらや茶飯など、お茶を料理に取り入れるのも静岡ならではの楽しみ方です。
また、駿河湾で水揚げされる新鮮な魚介類は、刺身や煮魚として主菜にぴったり。
桜えびのかき揚げや、しらすの釜揚げなど、静岡らしい一品を食卓に加えてみてはいかがでしょうか。
野菜では、三島のじゃがいもや浜松の玉ねぎなど、県内各地の特産品を副菜に活用できます。
富士山の伏流水で育った野菜は甘みがあり、シンプルな調理法でも美味しく食べられますよ。
毎月13日の一汁三菜の日をきっかけに、改めて和食の良さを見直してみませんか?
バランスの取れた食事は、健康的な生活の基本です。
忙しい毎日の中でも、ほんの少しの工夫で、心も体も満たされる食事を楽しむことができるはずです。
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