衛生面でも問題が！排水管の水漏れに注意 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

衛生面でも問題が！排水管の水漏れに注意

2020年06月29日水漏れトラブル

私たちが生活に使用した水は、排水管を通って家の外へ排出されます。排水管から水漏れが発生すると、生活排水があふれ出し家の中が水浸しになるだけでなく、衛生的なトラブルが生じるかもしれません。
今回は、排水管の水漏れ箇所を発見する方法や、トラブルに見舞われた際に行っておきたい応急処置をご紹介します。

目次 hide

1 排水管の水漏れは衛生面でも問題がある

2 排水管の水漏れ箇所を見つけよう

3 被害を最小限に抑えるための応急処置

4 排水管のつまりや劣化は専門業者におまかせ

5 まとめ

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排水管の水漏れは衛生面でも問題がある

排水管から水漏れが生じた場合、家の中が水浸しになるのは想像に難くありません。また、排水管にはキッチンやトイレ、お風呂などで使用した汚れを含んだ水が流れており、それが漏れ出すことで衛生面に問題を生じさせる可能性も考えられます。具体的には、健康被害やカビの蔓延、害虫の繁殖などの危険があります。きれいな水の流れる給水管の水漏れ以上に、排水管の場合は迅速な対応が求められるといえるでしょう。

排水管の水漏れの3つの原因
排水管から水漏れが発生した場合、原因が以下の3つにあるケースがほとんどです。

・排水管の経年劣化
・外部からの衝撃
・排水管内の水の凍結

なかでも、もっとも一般的な原因が経年劣化による排水管の破損やつまりといわれています。排水管の耐用年数は18～24年程度で、使用量が増えると劣化のスピードも早くなります。現在水漏れが発生していない場合でも、24年以上交換や修理作業を行っていないのであれば、専門業者に点検を依頼するのがおすすめです。

その他にも、排水管に外部から衝撃が加わった場合や、排水管内の水が凍結した場合にも排水管が破損し水漏れが発生しやすくなります。

排水管の水漏れ箇所を見つけよう

水道料金の急騰や、止水栓を止めた状態で水道メーターが動いているなど、排水管の水漏れが疑われる場合は、水漏れ箇所を特定することが大切です。こちらでは、排水管の水漏れ箇所を発見する際に確認すべきポイントをご紹介します。

屋外に水たまりがあるか確認する
床下の排水管から水漏れが発生している場合、自宅周辺に水たまりができているケースがあります。何日も雨が降っていないにもかかわらず、地面が濡れている場合は排水管からの水漏れが疑われます。ただし、床下の排水管は自力では対応できないため、すぐに専門業者へ連絡しましょう。

・水回り設備を目視で確認する
シンクや洗面所の下など、目視で排水管の状態を確認できる場所もあります。あらかじめ状態を確認し、修理業者を依頼する際に伝えると、よりスムーズに修理作業が進みます。排水トラップのパッキンの劣化やナットのゆるみ、排水パイプの接続不良などは目視でも比較的わかりやすい水漏れ原因です。

家の中の音を聞く
排水管からの水漏れは、水や空気の漏れる音から判明することもあるため、耳をすまして聞き慣れない音が聞こえないか確認しましょう。蛇口や排水パイプなど目に見える範囲で水漏れを確認できない場合でも、音から原因箇所を突き止められる可能性もあります。

被害を最小限に抑えるための応急処置

排水管からの水漏れを確認したら、専門業者に修理を依頼することも大切ですが、被害を最小限に抑えるためにも応急処置を行いましょう。目視で確認できる水漏れは、バケツや雑巾を下に置いて、床や他の家財が濡れないよう対策してください。ホームセンターやインターネットでは応急処置に利用できる配管補修用のテープが販売されています。万が一に備えて、そういった商品を購入しておくのもおすすめです。

また、排水トラップのナットを締め直す、劣化したパッキンを取り替えるなどの方法でも水漏れを改善できます。無理のない範囲で行ってください。

ただ、目視できない床下や天井の排水管から水漏れしている場合は、自力で対応できることはほとんどありません。元栓や止水栓を止めたうえで、すぐに専門業者へ連絡しましょう。