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水のコラム

水道管工事業者を選ぶ際に意識するべきポイントについて解説!

2022年01月22日 水道修理業者


自宅の水道管の耐久年数を考えたことはありますか?水道管も使い続けていれば老朽化が進みます。日々の暮らしに欠かすことができない水回りですが、家と共に老朽化も進んでいくのです。

また一口に水道工事といっても、破損した場所、破損した規模によって工事価格が変わってきます。工事を依頼するときは必ず複数の会社から見積もりを取って納得した上で修繕をお願いしましょう。アフターサービスも充実していて信頼できる業者選びが重要です。

本記事では水道管の耐久年数と取り換えの時期と取り換えを考えるべき症状、水道管取り換えの価格について、修繕会社を選ぶポイントについて解説していきます。

水道管の寿命から考える交換タイミング

水道管の耐久年数は施工から何年経っているのか、水道管の素材や使用場面によって変わってきます。水道管の種類は以下の通りです。

・給水管
・上水管
・下水管

それぞれの水道管も素材によって耐久年数が異なります。
まず「給水管」から見てみましょう。給水管の素材は3種類あり「水道管用亜鉛めっき鋼管」「水道用硬質塩ビライニング鋼管」「ステンレス鋼管」に分けられます。

「水道管用亜鉛めっき鋼管」は10~15年「水道管用硬い質塩ビライニング鋼管」は20~40年「水道管等亜鉛めっき鋼管」は40年以上もつといわれています。

次に「上水管」は「ポリエチレン管」「硬質塩化ビニール」「鉄管」に分類され、いずれも40年程度もちます。

最後に「下水管」です。下水管は素材の種類が「ヒューム管」「硬質塩化ビニール」の2種類でいずれも40年が耐久年数といわれています。

このように、ほとんどの水道管が40年以上耐えられるように作られています。40年以上経っている水道管は無条件に点検を受けたほうがよいでしょう。

しかし、土壌や埋設環境によって老朽化の進み具合も変わってくるため、水道管におかしな点が見当たれば耐久年数が経っていなくても、点検を依頼するのもひとつの手です。

耐久年数が過ぎた水道管は、そのまま使い続けると大きな水漏れを起こしかねません。そうなってしまうと大掛かりな工事となり、修繕価格も高額になることもあります。大規模な水道トラブルにならないためにも耐久年数が過ぎてしまった水道管は取り換えを検討した方がよいでしょう。

水道管の劣化症状から考える交換タイミング
水道管は耐久年数以内でも、環境によっては老朽化が進んでいることがあります。耐久年数以外に水道管の取り換えを検討すべき症状は次の通りです。

・水漏れの発生
・異臭や濁りなど水質の異変

まず「水漏れの発生」です。蛇口が止まっているのに水道メーターが動いていたり、水道代がいつもより多かったりしたときは水漏れが疑ってください。水道管に穴や亀裂、接続部分のゆるみが発生している可能性があります。

そして「異臭や濁りなどの水質の異変」です。洗濯機を回していたり、台所のシンクを使っているときなどに赤い水が出てきたり、異臭が発生したりすることがあります。サビの発生は水道管が老朽化しているというサインです。

これらの症状が確認できたら水道管の取り換え、もしくは水道管クリーニングを検討した方がよいでしょう。耐久年数に全然達していない水道管からサビが出たときは、クリーニングをするだけで症状が改善できるかもしれません。

水道管クリーニングは、水道管のサビを取り除いてから内部をコーティングし、新たなサビの発生を予防します。しかし水道管が古いとコーティングができないため、水道管の使用年数が不明なときは専門家に相談してみることをおすすめします。

また寒冷地では冬季の水道水凍結で水道管が破裂して、水漏れを起こすことがあります。そのようなときも水道管を取り換えなければいけません。水道管を凍結させないように外にむき出しの水道管にはタオルや毛布で保温したり、長期間家を空ける際は水道を止めて水抜きをしたりして、水道管凍結による破裂を防ぐ工夫をしましょう。

水道管の交換費用の目安

水道管はメーターから家側が居住者の管理で、メーターから道路側は水道局が管理しています。水道管の異変がどこで発生しているのかによって管轄が変わります。

メーターから蛇口までの水道管工事を「室内管工事」といいます。価格相場は3,000~50万円ほどと修繕規模によって大きく変わってきます。外に出ている水道管や水漏れした場所だけの取り換えであれば3,000~10万円前後で済みます。

壁や土の中などに埋まっている水道管の取り換えは修復費がプラスされ、35万~50万円ととても高額になってしまいます。どれくらいの規模の工事なのか、修繕個所がどこなのかによって修繕価格が変わります。また住んでいる地域によっても価格は変動しますので、工事の際は修繕会社に見積もりを取ってみましょう。

水道管工事業者を選ぶ際に意識するべきポイント

水道管に異変があったとき、水道管の取り換えや修繕が必要となることがありますが、修繕を依頼する会社はどのように選べばよいのでしょうか。水道管修繕会社を選ぶポイントは以下の通りです。

・水道局に認められているか否か
・アフターフォローの有無
・修繕価格が適切か否か

まず「水道局に認められている否か」です。水道局に認められている水道管修繕会社は、自治体のホームページで確認できます。その中の2~3社に見積もりを依頼し、修繕費などを比較検討しましょう。上下水道は自治体が管理しており、価格が安くても水道局に認められていない会社に依頼することは違法になってしまうため注意が必要です。

そして「アフターフォローの有無」です。修繕後のアフターフォローを行ってくれるかも、重要なポイントです。緊急時にすぐに駆け付けてくれる近くの会社を選ぶことをおすすめします。

最後に「修繕価格が適切か否か」です。水道工事の内容や技術が価格に見合っているか、詳細な水道工事の内容とそれぞれの金額を説明してくれる会社は信頼できます。なお地元の会社は出張料金が抑えられ、良心的です。納得のいく修繕価格で適切な工事を行ってくれるところを選びましょう。

会社選びに迷ったら、大手の会社に依頼することをおすすめします。実績が多い会社ほどいろいろなケースにも対応できて安心できます。今はTwitterやFacebookなどのSNSや口コミでリアルな声を探すこともできます。さまざまな視点からよい会社かどうか見てみてもよいかもしれません。

まとめ

ここまで水道管の耐久年数と取り換えの時期と取り換えを考えるべき症状、水道管取り換えの価格について、修繕会社を選ぶポイントについて解説してきました。

水道管にも耐久年数があり、40年が目安です。普段から目に入りにくい壁の中、床下にある水道管はとくに忘れがちになってしまいます。突然の水道管破壊などで、慌てて修繕を依頼して悪徳業者とのトラブルにならないように気を付けましょう。水道管は耐久年数だけじゃなく何らかの異変があったときにもクリーニングや修繕、取り換えを考えなくてはいけません。今一度自宅の水道に異変がないかどうか確認してみてください。

また、プロに水道管の修繕や取り換えをお願いする際は水道局に認められている会社かどうかが大前提となります。その上で数社に見積もりを提示してもらい、技術やアフターフォローが充実しているかどうかなどじっくりと比較検討しましょう。

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