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水のコラム

水道管の破裂は保険の対象外?集合住宅の場合は?

2023年01月30日 水回り

水道管は凍結や経年劣化など、さまざまな理由で破裂のおそれがあります。もし水道管が破裂したら使える保険があれば、有効活用したいと考える方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、水道管が破損した場合に保険は使えるのかどうかという疑問に対して、詳しく解説をしていきます。この記事を読むことによって、使用できる保険を理解することができます。お悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

水道管の破裂は何が原因?

水道管が破裂する原因をご紹介します。水道管のメンテナンスをする方は少ないため、老朽化などに気づきにくく、突如破裂したと思うかもしれません。しかし徐々に劣化や破損が進行し、最終的に破裂してしまうケースがほとんどです。

振動による破裂
振動による破裂は、地震が発生したときと考えていいでしょう。地震の揺れで水道管がダメージを受け、ひびなどが生じ、破裂してしまいます。地震のたびに管にダメージが蓄積するため、震度の強い地震でなくても破裂する可能性があります。

経年劣化による破裂
水道管を長年使用していると、破裂する可能性が徐々に高まります。水道管にも鉄製やステンレス製などのたくさんの種類があるため、使用できる期間も種類や設置環境によってさまざまです。いずれにせよ、長年使用している水道管は、経年劣化による破裂の可能性があります。

内部の膨張による破裂
寒い地域の住宅などでよくみられるのが、凍結などによって管が膨張することで引き起こされる破裂です。水道管の凍結は気温がマイナスになると発生しやすくなります。

一般的には気温がマイナス4度を超えると凍結しやすくなるといわれています。水よりも氷は体積が大きいため、凍結した氷が管内を圧迫することで、破裂してしまうことがあります。

火災保険で補償される??

水道管の破裂は、火災保険で補償されない場合がほとんどです。基本的に火災保険は補償されないと考えておきましょう。

そもそも火災保険は、火災以外にも自然災害などで生じた住宅の補償を受けることができるものです。火災保険には、「破裂・爆発」の項目があり、まさに水道管の破裂がこれに該当すると考える方も多いです。

しかし、「破裂・爆発」の補償は、主にガス爆発を想定した補償内容になっています。よって水道管の破裂は補償の対象外です。

火災保険が適用されるのは、給排水管の設備のトラブルで水漏れが発生し、その水漏れによって何らかの被害が生じたときです。

水道管の場合は、管が破裂し、破裂した管から水漏れの被害が生じた場合に火災保険の対象になる可能性があります。「破裂・爆発」の補償ではなく、火災保険の「水濡れ」補償です。

たとえば、自宅の水道管が破裂した結果、水漏れが生じて住宅の壁や床が水浸しになった場合や、家電が故障したなどです。保険対象物が水に濡れることから、水濡れ被害と表現することもあります。

つまり、水道管の破裂では火災保険は補償されず、破裂による二次被害を受けた場合に限って補償されると捉えておきましょう。しかし、火災保険の中で特約に加入している場合、例外的に水道管の破裂でも補償されるケースがあります。

水道管凍結修理保険
水道管凍結修理保険とは、建物の水道管が凍結により、破損や破裂した場合に適用される保険です。保険会社が独自で定めている特約であるため、ご自身の保険で特約に加入しているかどうか確認しましょう。

1つの敷地で10万円までが上限と定められているため、1つの敷地で2つの水道管が破裂した場合でも10万円までしか受け取ることができません。経年劣化などによる水道管の破裂などは補償を受けられない場合があるので注意が必要です。

また、火災保険に「破損・汚損」補償があるものがあります。この補償で水道管の破裂に対応してくれる保険会社もあります。

寒い地域にお住まいの方は、事前に自身の火災保険で対応可能かどうか確認しておくと、破裂した際の手続きやトラブルを減らすことができるでしょう。

集合住宅で水道管が破裂した場合

アパートやマンションなどの集合住宅で水道管が破裂した場合は、配管設備がつながっているため責任の所在が分かりにくいです。被害状況と契約内容を確認して、適切な対応を取りましょう。

共有部分と専用部分
集合住宅には、共有部分と専有部分があります。共有部分は、集合住宅の住人がみんな使えるものです。具体的にはごみ捨て場や階段などのことをいいます。

一方で専有部分とは、他人が使えない場所のことを指し、住居の床や室内などをいいます。購入している物件であれば、専有部分で発生した水道管破裂などの水漏れ被害は、物件の所有者が責任を取らなければいけません。一方で共有部分の責任は管理組合にあります。

集合住宅が賃貸住宅の場合
集合住宅が賃貸住宅の場合は、使用に問題なくても経年劣化などが原因で水道管が破裂した可能性があります。賃貸物件の専有部分で水道管が破裂し、水漏れの被害が発生した際には、管理会社や大家さんに相談しましょう。

水漏れ被害が起きても賠償金を支払う必要がないケースも多いです。入居時に個人賠償責任保険に加入している場合は、階下などに水漏れ被害を生じさせてしまった場合でも、保険で賠償できることもあります。

個人賠償保険は、日常生活の中で偶然の事故で何かを壊してしまった場合などに利用できる保険です。水道管の水漏れも故意などでない限り、利用できるでしょう。個人賠償責任保険が付帯されているかどうか確認しておくと万が一の際に安心できます。

上階などの他人の部屋からの水漏れで、自分の部屋に被害が出てしまった場合は、自身の火災保険の「水濡れ」補償で保険金を受け取ることが可能です。なお、相手に損害賠償を請求することもできます。

しかし、住民同士でやり取りを行ってしまうと、トラブルに発展することもあるため、賃貸物件の場合は、管理会社や大家を仲介してやり取りしたほうが安心できるでしょう。

故意ではない限り、お互いが誠意を持って対応することが必要です。

水道管を破裂させないための予防方法

ここでは水道管の破裂を事前に防ぐための予防方法をいくつかご紹介します。冬に気温が氷点下になるなど寒い地域にお住まいの方は、冬の時期などに予防方法を試してみましょう。

1つ目は水道管にタオルを巻くことです。内部が凍ることを防げるため、破裂などのトラブルのリスクを減らせます。

タオルを交換するタイミングなどで、水道管を目視で確認する機会にもなるので、掃除などの定期的なメンテナンスや、何かあった場合の異変に気付きやすくなるメリットもあります。

2つ目は、寒い日に外出するときに、水を少量でも流し続けることです。水を流すことで、水道管の内部で氷になることを防ぐことができます。また、水が使用したいときに水が流れないといった事態を避けることができるでしょう。

もしくは自宅にいるときでも、数時間おきに水を流すようにしましょう。定期的に水を流すことで凍結しづらくなります。

もし、冬場に水道から水が出なくなった場合は、内部で凍っていることがほとんどです。水道管にタオルを巻いて、上からお湯をかけることで凍結を解消できる場合があります。このとき直接熱湯をかけると、水道管を破損させる原因になるので注意しましょう。

まとめ

今回は、水道管が破裂した場合に保険を使用できるのかどうかについて詳しく解説しました。火災保険は使用できないケースが多いですが、凍結などであれば例外的に使用できることもあります。

集合住宅の場合は購入している物件、賃貸物件などの場合で対応が異なります。ご自身の保険内容などを確認し、場合によっては保険会社などに問い合わせしてみてください。

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