水のコラム
【原因別】キッチンの水道周りがつまった時の対処方法5選!
「キッチンの排水溝がつまってしまい水が流れない…」
上記のようにキッチンの水道周りがつまってしまい、お困りの方も多いのではないでしょうか。
キッチンの排水溝には、食器の汚れや食材のカスが流れるので、詰まりを起こしやすいです。
本記事では、キッチンの水道周りがつまった場合の対処法を、原因別に解説します。
また、水道周りを詰まらせないための予防方法や注意点もお伝えします。
キッチンの水道周りが詰まりやすく悩んでいる方は、ぜひ記事を参考にしてください。
キッチンの水道周りが詰まる原因とは?
以下では、キッチンの水道周りが詰まりやすい原因について解説するので、ぜひ参考にしてください。
キッチンの水道周りが詰まる原因は3つ
キッチンの水道周りが詰まる原因は、主に以下の3つが挙げられます。
- ●食器に付着していた油汚れが固まる
- ●食材のカスやヌメリが溜まる
- ●固形物が排水管に詰まる
それぞれの原因について解説します。
食器に付着していた油汚れが固まる
キッチンの水道では、食器に付着していた油汚れが固まり、排水溝が詰まりを起こす恐れがあります。
油の付いた皿やフライパンを洗うと、油汚れが排水溝に付着してしまい、固まってしまうのです。
そして、排水溝内で油汚れが固まると、洗剤のカスが油汚れに付着していき、蓄積されることで水道周りが詰まります。
そのため、排水溝に油汚れを流す前に、ある程度お皿をふき取っておくと、油汚れによる詰まりを軽減できるでしょう。
食材のカスやヌメリが溜まる
食材のカスやヌメリが溜まっていくと、キッチンの排水溝が塞がれるため、水道周りで詰まりが起きます。
特に食材のカスやヌメリは、他の汚れやゴミとも合わさりやすく、大きな塊を形成してしまうのが1つの原因です。
大きな塊は、水道周りの詰まりの原因となり、悪臭や逆流などのトラブルを引き起こします。
食材のカスやヌメリによる詰まりを予防するには、定期的な掃除を行い、原因となる食材のカスを取り除く必要があります。
固形物が排水管に詰まる
キッチンの水道周りで詰まりを起こす原因に多いのが、固形物が排水管に詰まるケースです。
固形物が排水管に詰まると、水の流れが妨げられるため、正常な排水が困難になります。
また、固形物による詰まりを放置すると、排水溝からの悪臭や水の逆流の原因にもなり、衛生的トラブルも起こります。
固形物が排水管につまった場合、家庭で使用する道具では解消が難しいケースも多く、専門業者に依頼しなければなりません。
キッチンの水道周りで詰まりやすい部位
キッチンの水道周りで詰まりやすい部位として挙げられるのが、以下の2つです。
- ●排水トラップ
- ●排水管
それぞれの部位について解説します。
排水トラップ
キッチンの水道周りで詰まりを起こす部位で多いのが、排水トラップです。
排水トラップは、水を溜めておくことで、下水道からの臭いや害虫の侵入を防ぐ役割を果たします。
さまざまな種類の排水トラップがありますが、基本的に湾曲した構造が多いため、汚れや固形物などで詰まりやすいです。
料理や食器を洗うことが多いキッチンの水道周りでは、詰まりが起こりやすいため、定期的な掃除を行いましょう。
排水管
油汚れや洗剤のカスが流れると、排水管に蓄積されるため、キッチンの水道周りでは詰まりが起こりやすい箇所といえるでしょう。
油汚れが付着した箇所に、食材や洗剤のカスが蓄積されていき、ヘドロや塊となって詰まりを引き起こします。
排水管の詰まりを放置すると、排水ができなくなるだけでなく、悪臭や水が逆流する原因にもなります。
キッチンの水道周りにある排水管は、油や洗剤のカスで汚れやすく、構造的に掃除もしにくいため丁寧に掃除しましょう。
【原因別】キッチンの水道周りの詰まりを解消する5つの方法
キッチンの水道周りの詰まりを解消するには、以下の5つの方法を行いましょう。
- ●お湯を流す(油汚れによる詰まり)
- ●液体パイプクリーナーで汚れを落とす(食材のカスやヌメリによる詰まり)
- ●ラバーカップの使用(固形物やカスによる詰まり)
- ●ワイヤーブラシで取り除く(固形物による詰まり)
- ●重曹+お酢を流す(ヘドロによる詰まり)
それぞれの解消方法について解説します。
お湯を流す(油汚れによる詰まり)
軽度の油汚れによる詰まりであれば、道具や洗剤を使用せずとも、お湯のみで解消できます。
お湯で油汚れを落とす手順は、以下のとおりです。
- 1.排水トラップを外して、配管にタオルを詰める
- 2.シンクに50~60℃程度のお湯を張る(6~8割程度)
- 3.タオルを抜いて、お湯を一気に流す
油の性質上、冷えてしまうと固まりますが、温度が高くなると粘度が下がりサラサラとした状態に変化します。
液体パイプクリーナーで汚れを落とす(食材のカスやヌメリによる詰まり)
食材のカスやヌメリにより排水に時間がかかる場合は、液体パイプクリーナーでも対応できます。
液体パイプクリーナーの成分は、ヌメリを分解する効果を発揮するため、完全につまっていない状態であれば有効です。
パイプクリーナーにはいくつか種類がありますが、食材のカスやヌメリによる詰まりを解消するのであれば、液体タイプを選びましょう。
定期的に液体パイプクリーナーをキッチンの水道周りの排水溝に流しておくと、汚れの付着を抑えられるので、詰まりを予防できます。
ラバーカップの使用(固形物やカスによる詰まり)
固形物やカスが原因であれば、ラバーカップの使用により、詰まりを解消できます。
キッチンの水道周りで使用する際は、以下の手順で行いましょう。
- 1.排水溝のフタと排水トラップのフタを外す
- 2.排水溝にラバーカップを押し当てる
- 3.ラバーカップをゆっくりと押し、勢いよく引っ張る
- 4.水を流し、詰まりが解消されているか確認
詰まりの原因が固形物の場合、さらに奥に押し込んでしまい、症状が悪化する可能性もあるので注意しましょう。
ワイヤーブラシで取り除く(固形物による詰まり)
固形物による詰まりに対しては、ワイヤーブラシが向いています。
名前のとおりワイヤーの先にブラシが付いているため、固形物を削りながら取り除けます。
しかし、無理やり固形物を削ろうとすると、奥に押し込んでしまう可能性もあるので、慎重な作業が必要です。
固形物が完全につまっており、ワイヤーブラシで奥に入り込んでしまうようであれば、無理に作業をせず少しずつ行いましょう。
重曹+お酢を流す(ヘドロによる詰まり)
泥のようになっているヘドロが原因であれば、重曹とお酢をキッチンの水道周りに流すと、詰まりを解消できます。
重曹とお酢が混ざると、炭酸ガスが発生し、ヘドロの成分が分解されます。
以下は重曹とお酢を使用した方法の手順です。
- 1.重曹を排水溝に投入する
- 2.次にお酢を入れる
- 3.50~60℃のお湯をゆっくりと排水溝に入れる
- 4.炭酸ガスが発生したら1時間放置する
- 5.最後に水を流す
炭酸ガスが充満すると、二酸化炭素中毒となる危険もあるので、部屋を換気した状態で作業を進めましょう。
水道周りの排水溝詰まりを解消する際の注意点
水道周りの排水溝詰まりを解消する際の注意点は、以下の3つです。
- ●お湯の温度に注意
- ●固形物を排水溝に流さない
- ●排水管の取り扱いに注意
それぞれの注意点について解説します。
お湯の温度に注意
水道周りの排水溝詰まりを解消する際は、使用するお湯の温度に注意しましょう。
沸騰するほどの熱湯を使用すると、排水溝や排水管が傷んでしまう可能性があります。
使用するお湯の温度は、50℃~60℃の温度に留めるようにしましょう。
固形物を排水溝に流さない
水道周りの排水溝には、サイズが小さい固形物であっても、なるべく流さないように心がけましょう。
キッチンの水道周りの排水溝詰まりで多いのは、ビニール袋や食材の塊が排水溝に流れてしまうケースです。
固形物が流れたら、排水溝が詰まる前に、早期に取り除きましょう。
排水管の取り扱いに注意
水道周りの排水溝が詰まりを起こした際の、排水管の取り扱いには注意しましょう。
原因が排水管にある場合、間違えた方法で作業を進めることで、詰まりによる症状がさらに悪化する可能性もあります。
排水管の取り扱い方に自信がない場合は、専門的な業者に依頼し、安全に作業を進めましょう。
キッチンの水道周りを詰まらせない予防方法
キッチンの水道周りを詰まらせないための予防方法は、以下の4つです。
- ●水切りネットを装着する
- ●食器を洗った後はお湯を流す
- ●定期的に掃除をする・パイプクリーナーを流す
- ●固形物を流さない
それぞれの予防方法を解説します。
水切りネットを装着する
キッチンの水道周りで詰まらせないためには、日頃から水切りネットを使用するのがおすすめです。
水切りネットは、食材のカスや汚れをキャッチしてくれるため、排水溝に直接流れてしまうのを防いでくれます。
ネットがキャッチした食材のカスや汚れは、放置しておくと菌が繁殖しヌメリの原因となるので、定期的に交換しましょう。
食器を洗った後はお湯を流す
食器を洗った後にお湯を流すと、水道周りの排水溝詰まりの予防が可能です。
排水溝詰まりの原因に多い油汚れは、排水溝内で冷えて固まると、塊となって詰まりを引き起こします。
食器を洗った後に50℃前後のお湯を排水溝に流しておくと、油汚れが固まってしまうのを防げます。
定期的に掃除をする・パイプクリーナーを流す
定期的に排水溝の掃除を行い、パイプクリーナーを流しておくと、水道周りの詰まりを予防できます。
水道周りの排水溝詰まりは、食材のカスや油汚れの蓄積が主な原因のため、定期的に行うことで詰まりを防げます。
パイプクリーナーは、排水溝にかけるだけでも効果が期待できるので、定期的に行うようにしましょう。
固形物を流さない
水道周りの排水溝詰まりを予防するには、日頃から固形物を流さないようにしましょう。
キッチンの水道周りの場合、スポンジや食材などの固形物を落としてしまうことで、排水溝詰まりが起きる可能性があります。
誤って固形物を排水溝に落としてしまったら、奥に入り込んで取れなくなる前に、すぐに取り除くようにしましょう。
自力で解決できない場合は、専門業者に依頼!かかる費用は?
水道周りの排水溝詰まりを自力で解決できない場合は、専門業者に依頼するようにしましょう。
以下では、専門業者がおすすめの理由とかかる費用について解説するので、ぜひ参考にしてください。
業者依頼がおすすめの理由
キッチンの水道周りの詰まりは、症状が悪化する前に専門業者へ依頼するのがおすすめです。
キッチンの水道周りに関するトラブルでは、専門的な知識や技術が必要なケースも多く、より症状を悪化させてしまう可能性があります。
詰まりの症状が悪化すると、修理費や依頼費などにより、費用がかさんでしまいます。
自力で詰まりが解消できないとわかったら、症状が悪化する前に専門業者へ相談するようにしましょう。
【種類別】業者依頼にかかる費用
以下では、キッチンの水道周りの詰まりを、業者依頼した場合の費用を種類別でまとめたので、ぜひ参考にしてください。
症状の程度 | 作業内容 | 料金 |
低度の詰まり | 薬品洗浄など | ¥5,500~+出張費 |
中度の詰まり | ドレンクリーナーなど | ¥19,800~+出張費 |
高度の詰まり | 高圧洗浄など | ¥33,000~+出張費 |
上記の費用は目安のため、正確な費用については専門業者に依頼した際に、確認するようにしましょう。
まとめ
キッチンの水道周りが詰まるのは、油汚れや食材のカス、固形物が主な原因です。
もし、水道周りの排水溝がつまってしまったら、原因に合わせて以下5つの対処方法を取りましょう。
- ●お湯を流す(油汚れによる詰まり)
- ●液体パイプクリーナーで汚れを落とす(食材のカスやヌメリによる詰まり)
- ●ラバーカップの使用(固形物やカスによる詰まり)
- ●ワイヤーブラシで取り除く(固形物による詰まり)
- ●重曹+お酢を流す(ヘドロによる詰まり)
しかし、水道周りの詰まりを起こさないことが一番のため、今回紹介した予防方法を行うようにしましょう。
自力で水道周りの詰まりを解消できない場合は、専門的な知識や技術を持つ業者へ依頼するのがおすすめです。
しずおか水道職人では24時間365日対応が可能なため、キッチンの水道周りで詰まりを起こしてしまったら、ぜひお気軽にご相談ください。
静岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「しずおか水道職人(静岡水道職人)」
静岡市
浜松市
沼津市
熱海市
三島市
富士宮市
伊東市
島田市
富士市
磐田市
焼津市
掛川市
藤枝市
御殿場市
袋井市
下田市
裾野市
湖西市
伊豆市
御前崎市
菊川市
伊豆の国市
牧之原市
賀茂郡
田方郡函南町
駿東郡
榛原郡
周智郡森町
その他の地域の方もご相談ください!