つまりやすい節水トイレの特徴とつまり改善策を解説 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

静岡 地元密着、実績10万件
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

つまりやすい節水トイレの特徴とつまり改善策を解説

2020年03月31日 つまりのトラブル

2
節水トイレをお使いの方は、つまりトラブルに悩まされたことはありませんか? 家計にやさしい節水トイレはつまりに弱い特徴を抱えます。この点を理解したうえで使用することが大切です。今回は、節水トイレがつまりやすい理由とつまらせたときの対処方法、簡単な予防方法についてご説明します。

節水トイレがつまりやすい理由

水道代の節約につながる節水トイレ。昨今の環境意識や資源の問題意識の高まりも手伝い、同タイプを導入する家庭は増えています。そんな節水トイレには「つまりやすい」弱点を抱えるといわれます。その大きな理由は、「もともとの排水量が少ない」ことです。

一般的なトイレと比べ、排水量が抑制されているため、水圧不足や排水管の汚れなどの副次的な要素が絡むとますますつまりやすくなってしまいます。

・節水トイレはもともと排水量を抑えた設計
節水トイレは「サイフォンの原理」を利用した設計構造です。簡単に説明すると、流れる水の原理を応用して水圧をかけ一気に押し流すというもの。サイフォンの原理を最大限に生かすことで、限られた水量でも汚物の排水が可能となります。

もともとの排水量が少ないために、流すトイレットペーパーの量は通常以上に気を配らなければなりません。そうでないと、簡単につまりを引き起こします。節水トイレの使用では、排水量が少ないために排水物を押し流す力が弱い点に注意する必要があります。

・水圧不足や排水管の汚れが起きてもつまりやすくなる
「もともとの排水量が少ない」そんな少排水が特徴の節水トイレは、使い方やメンテナンス、トイレの立地問題が絡むことでさらにつまりやすい状況を招きます。

トイレ排水では、「水圧」の高低も大切な要素です。水圧不足は排水力を弱め、つまりの要因になります。トイレの水圧不足は主に、勾配のない場所にトイレが設置されるといった、排水管の設置場所に問題が隠れています。勾配がないことで水の流れが弱まり、水圧不足を招くというものです。一般的なトイレであれば何も問題ない勾配でも、節水トイレだと排水力が足りずつまりやすくなります。

また、排水管に尿石や汚れが溜まることで水の流れが悪くなり、押し流す力が弱くなります。こうしたことも節水トイレでつまりを引き起こす要因です。

つまったときの対処方法

節水トイレの流れが悪くなった場合、次の対処方法で解決できないか試してください。ただし、以下で示すのは「排水力不足によるつまり」に対するものです。異物をつまらせた、あるいはトイレ本体に故障があると認められる場合、水道修理業者に相談しましょう。

・お湯を流す
お湯を流すことで汚物が溶けやすくなります。流すときは、50~60℃くらいのお湯をバケツに汲み、やや高めの位置からゆっくり注ぐようにします。熱湯を注ぐと便器の故障につながる恐れもあるため、温度設定には十分注意してください。しばらく経った後に水を流して問題なく流れるようになれば、つまり解消です。

・重曹とお酢、お湯を流す
お湯を流しても解決しなかった場合、重曹とお酢を使ってみましょう。あわせてお湯も用意します。重曹は150グラム、お酢は100ml、お湯は50℃程度で1.5mlくらい。ポイントは、お酢の量を重曹の2倍用意すること。お酢が少ないと効果は半減します。

以下の手順で重曹、お酢、お湯を流してください。

1. 便器内の水をできるだけ汲み出す
2. 重曹を便器内に振りかける
3. お酢を振りかける
4. 泡立ちを確認後、高い位置から排水口へ向かってお湯を注ぐ
5. 便器のフタをして1時間待つ
6. つまり解消確認として、バケツの水を流す(レバーで流すのはNG)

便器内の水を少ない状態にすること、泡立ちを確認してからお湯を流すこと、解消したかどうかの確認ではレバーではなくバケツの水で確認すること。以上のポイントに注意して実行してください。

簡単!つまり予防法

最後に、節水トイレのつまり予防法をご紹介します。

・水量を調節する
基準の水量を多めにしておくとよいかもしれません。節水トイレには、排水量を調節できるタイプもあります。立地の問題で不安のあるケースはとくに水量を多めに設定しておくとつまり予防につながります。

・トイレットペーパーを使い過ぎないようにする
トイレットペーパーの使い過ぎには要注意。これは通常タイプのトイレでもいえることです。トイレットペーパーを流す量を意識することで、つまり予防に役立ちます。また、ティッシュペーパーなどは極力流さないことも大切です。

***
節水トイレであっても、日ごろから適切な使い方を心がけておけばつまることなく安心して利用できます。トイレットペーパーを流し過ぎない、ティッシュペーパーなどは流さない。これらを意識するだけでつまりとは無縁の生活を送れるでしょう。こちらでご紹介した情報をぜひ節水トイレの安心利用にお役立てください。

しずおか水道職人は、浜松市など静岡全域をカバーする水道修理業者です。地元静岡で多数の水回りトラブル解決に実績を残してきました。自分では解決できないトイレつまりにお悩みの際はご相談ください。

静岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「しずおか水道職人(静岡水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

しずおか水道職人(静岡水道職人) 0120-492-315

しずおか水道職人(静岡水道職人) 0120-492-315