台所（キッチン）の排水管から水漏れする原因と対処法 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

台所（キッチン）の排水管から水漏れする原因と対処法

2021年03月29日キッチンの水漏れ

目次 hide

1 シンク下の水漏れは排水管が原因の場合が多い

2 水漏れを放置することで起こる二次被害は？

シンク下の水漏れは排水管が原因の場合が多い

キッチンのシンク下が濡れている場合、排水管が水漏れを起こしている可能性が高いです。
特に、排水口パッキンやナットの緩みが原因の場合が多く、比較的簡単に直せるケースも少なくありません。

その他にも、排水ホースの破損が水漏れの原因になっている場合もあります。
基本的に排水ホースは頑丈な塩化ビニール製のものが多く使われていますが、古いものだと経年劣化によってもろくなってきていることがあるのです。

また、排水管の詰まりも水漏れの原因になるので注意が必要です。
排水管が詰まって水が逆流すると、その水圧で排水ホースが排水管から抜けたりずれたりしてしまうことがあります。
この場合、どこが詰まっているのかを特定するのが難しいため、業者に修理を依頼するのがおすすめです。

もちろん、排水管以外にも水漏れの原因になるものはあります。
シンクと蛇口（混合水栓）の間に隙間ができていると水漏れを起こしてキッチン床が濡れることもあるため、しっかり確認してください。

水漏れを放置することで起こる二次被害は？

キッチンの水漏れを放置すると、さまざまな二次被害を引き起こす原因になります。
まず考えられるのが、シンク下の戸棚に黒カビや腐敗などの被害が起こってしまうことです。
戸棚の中がカビ臭くなってしまったり、収納しているものにまで黒カビが移ってしまうこともあります。
被害が広がると一部の修繕では対応できず、キッチン全体を取り換える工事が必要になり、高額な費用がかかってしまうことになるでしょう。

賃貸物件の場合は退去する際に原状回復費用を負担しなければならなくなるため、十分注意してください。
また、マンションの場合や、戸建ての2階以上にキッチンがある場合は、水漏れの影響が下の階まで及んでしまい、大がかりな工事が必要になってしまいます。
修繕費だけでなく賠償責任も発生する恐れがあることを覚えておきましょう。
当然、水漏れを放置すれば水道代も高くなります。

排水管からの水漏れの対処法

キッチンの排水管から水漏れしていることに気付いたときは、原因に応じて対処する必要があります。
たとえば、排水口パッキンが劣化してシンクとのつなぎ目に隙間ができてしまっている場合は、パッキンを新しいものに交換しましょう。
パッキンはホームセンターで購入できます。

排水パイプのナットが緩んでいる場合は、きちんと締め直すことで水漏れが直る可能性があります。
排水ホースの破れは防水テープを貼って直すこともできますが、またすぐ破れてくる可能性があるのであくまでも応急処置にとどめておきましょう。
早めにホームセンターで新しい排水ホースを購入し、交換することをおすすめします。
排水管の詰まりが原因の場合は、ナットを緩めて取り外し、掃除をして詰まりを解消してください。

前述したように、詰まりの場所を特定できない場合は業者に連絡しましょう。
蛇口からの水漏れはパッキンの交換などで直せる場合もありますが、自信がにないときは業者にお任せすべきです。

業者へ連絡すべき判断基準は？

キッチンで水漏れを発見したとき、自分で修理するか業者に依頼するか迷う人がほとんどだと思います。
迷ったときは、自分で原因が特定できるか・交換部品が手に入るかを調べてみましょう。
原因が分からないまま修理しようとすると、原因を探るためにあちこち触っているうちに、問題のない箇所まで壊してしまう恐れもあります。

また、古いキッチンだと修理に必要な部品やパーツが売っていない可能性も高いため、入手できないときは業者に相談すべきです。
長年使っているキッチンで水漏れが起こった場合、寿命を迎えていることが考えられます。
修理してもすぐまた別の箇所に不具合が発生する可能性が高いでしょう。
せっかくお金をかけて修理しても意味がなくなってしまうため、最初から業者に相談したほうがよい場合もあります。

業者選びのポイントや注意点

水漏れの修理業者を選ぶポイントや、知っておきたい注意点をご紹介しましょう。
業者を選ぶ際は、豊富な実績があるか・迅速に対応してくれるか・無料見積もりを受け付けているかなどを細かくチェックした上で、数社に無料見積もりを依頼してください。
複数業者の見積もりを比較することで大まかな相場を把握できます。
提示された金額が高いのか安いのかを判断できるようにしておくと安心です。

見積もりを比較する際は、各業者の対応やアフターフォローの内容なども必ずチェックしてください。
なかには、見積もりにはない高額な追加料金を請求してくる悪徳業者なども存在します。
料金体系が明確でない業者や、見積書に詳細が記載されていない業者は利用しないほうがよいでしょう。