風呂場の落ちにくい厄介なカビを除去 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

風呂場の落ちにくい厄介なカビを除去

2021年07月22日お風呂のお掃除

風呂場の汚れの中で、最も落としにくいと言っても過言ではないのがカビです。風呂場は高温多湿になりやすい環境なので、カビにとってはとても生活しやすいところになります。もしカビが生えてきた場合には、どのように落とせばよいのかを解説していきたいと思います。

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タイルの目地に生えたカビを落とす

生えるとなかなか取れない厄介な存在が、カビです。タイルの目地に生えたカビが落とせなくて、悩んでいる人もいるでしょう。そこでタイルの目地に生えたカビを簡単に落とす方法をいくつか紹介していきます。

カビは胞子を撒き散らしてどんどん繁殖していくので、放置すれば放置するほど広がっていきます。そのため、発見したらすぐに掃除をすることが大切になるのですが、タイルの目地にカビが生えると落とすのが大変です。

そんなときにはカビキラーを使用するのが最も簡単な方法です。カビキラーを使用すれば、かなり厄介なカビでも落とすことができるので便利です。使用するときは換気扇を回し、ゴム手袋やマスクをして行いましょう。

カビで真っ黒になっている箇所は、1度カビキラーを使用しても取り切れないことがありますが、このような場合には、カビキラーを使用した後にラップでパックをすると取れやすくなります。ラップでパックをすることで、目地の奥の方まで成分が届くからです。後はしっかりと洗い流して完了です。洗い流すときにはお湯を使用するのがおすすめです。

お湯を使用することでカビの発生を抑えられますが、いくらお湯で流したとしても、しばらく掃除をサボっているとまたカビが生えてくるので、定期的にカビが生えていないかチェックして、こまめにお掃除するよう注意しましょう。

ゴムパッキンに生えたカビを落とす

浴室の扉などに使用されているゴムパッキンですが、ゴムパッキンにカビが生えると落とすのがとても大変になります。他の場所ならカビキラーなどの次亜塩素酸ナトリウムを主成分としている製品を使うことで、比較的簡単に落とすことが可能です。

しかし、ゴムパッキンに生えたカビは、カビキラーを使用しても完全に落とせないこともあります。では、ゴムパッキンにカビが生えたら諦めるしかないのかというと、決してそのようなことはありません。

もし浴室にあるゴムパッキンにカビが生えた場合には、まず他の場所と同じようにカビキラーを使用しましょう。次にスプレーをした上からキッチンペーパーを貼り付けます。さらにキッチンペーパーの上からカビキラーを吹きかけ、30分前後放置しましょう。

30分前後経過したらキッチンペーパーを取り外し、使い古した歯ブラシなどでこすります。これで大抵のカビは除去できるのですが、もし完全にカビが落とせていない場合には、再び同じようにカビキラーを使用し、最後にラップでパックを行います。ラップをして30分前後経過したら、ラップとキッチンペーパーを取って使い古した歯ブラシなどでこすり、最後にお湯でしっかりと流します。

壁や天井などにゴムパッキンが使用してある場所があり、ここにカビが生えた場合には、スプレータイプのカビキラーでは使いにくいでしょう。天井や壁に使用する場合には、ジェルタイプのカビ取り剤を使用するのがおすすめです。

壁や天井のカビを落とす

風呂場は至るところにカビが発生する可能性があるため、当然壁や天井にもカビは生えてきます。床であればカビキラーを使えば比較的簡単に落とせますが、壁や天井はスプレータイプのカビキラーでは使い勝手が悪いでしょう。そこでおすすめしたいのが、塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜる方法です。洗剤がペースト状になるため、天井や壁にも使用しやすくなります。

作り方は、塩素系漂白剤と片栗粉を1対1の割合で混ぜます。ペースト状になるまでしっかりと混ぜたら、カビが発生しているところに塗り込んでいきます。5分ぐらい放置したら、お湯でしっかりと洗い流しましょう。お湯は50度以上で使用するのがおすすめです。そうすることでカビを生えにくくすることができるのです。

しかし、長期間放置すればカビがまた発生するので、頻繁に掃除をする必要があります。生えてきたばかりの頃であれば、普通に中性洗剤とスポンジでこすっても、壁や天井であれば落とすことも可能です。ただし、タイルの目地やゴムパッキンにカビが生えてしまうと、僅かであっても中性洗剤とスポンジでは落とせません。ジェルタイプのカビ取り剤などを使用し、できる限り早めに落とす必要があります。