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水のコラム

トイレタンクの仕組みと水漏れの対処法

2021年08月28日 トイレのトラブル

意外と知らないトイレタンクのこと

日常的に利用しているトイレのタンクですが、意外とその仕組みは知られていないように思います。トイレタンクの内部はただ水が溜まっているだけでなく複数の部品が設置され、それらが連動することによって水が流れる仕組みになっています。

トイレのタンクの水漏れは家庭でもある程度の対処が可能ですが、一部の部品交換はその仕組みを理解していないと交換が難しいかもしれません。ここからは家庭用トイレで一般的な密結型ロータンクの仕組みについて解説し、水漏れの原因と対処法についても紹介していきます。

トイレタンクが水を流す仕組み

トイレタンクは便器に水を流す仕組みと、タンク内に給水を行う仕組みが存在しています。水洗レバーを操作して水が流れ、止まるまでの一連の流れを確認しましょう。

・水洗レバーとゴムフロート
タンクの横についている水洗レバーを動かすことにより、レバーに連動した鎖が引き上げられます。鎖の先にはゴムフロートという蓋がつながっており、普段はこれがタンクの排水口をふさいでいます。レバーを小に動かすとゴムフロートが少しだけ持ち上がり、大に動かした場合は大きく持ち上がることで流れる水の量を調節しています。

・浮き玉とボールタップ
排水口から水が流れタンク内の水位が低下すると、水面にある浮き玉の位置も下がります。浮き球はボールタップという部品に接続されており、浮き玉の位置が下がると給水管から注水が行われ、再び水量が増加し浮き玉の位置が戻ると給水が止まる仕組みになっているのです。タンク上部に手洗い場がついている場合は、この際に手洗い管の方にも給水が行われます。

・オーバーフロー管
タンク内に過剰な水が供給された場合には、オーバーフロー管により余分な水が自動的に便器へと排出されます。オーバーフロー管の働きにより給水が止まらない場合でも、水が溢れトイレ内が水浸しになることを防いでいます。

水漏れの原因と対応

トイレタンクの水漏れにはいくつかのパターンがあり、それにより対処法も変わってきます。どこからどの様に水が漏れているのかを把握し、適切な対処を行いましょう。タンク内部の部品を交換する場合やタンク自体を取り外す場合は、止水栓を閉めて給水を止め、内部の水をすべて抜いてから行うことが重要です。

なお、便器が設置されている環境や季節によっては結露が発生する場合もあります。タンクからの水漏れが気になったら一度乾いたタオルで拭いた上で、しっかりと確認を行いましょう。

・レバーや給水管からの水漏れ
水洗レバーや給水管の接続部から水漏れが発生している場合、原因の多くは内部パッキンが劣化していることです。この場合は一度部品を外し、内部のパッキンを交換する必要があります。給水管のナット部分から水が漏れている場合は、ナットを締め直すことで水漏れが止まるケースもあります。

また、給水管やレバーそのものが破損した場合も水漏れは発生するので、ひび割れや破損が見つかったらすぐに交換を行いましょう。

・便器内への水漏れ
便器内に水が流れ続けているという場合には、タンク内にある部品のいずれかが劣化や破損を起こしている可能性があります。ゴムフロートに問題があると排水口を適切にふさげないので、劣化や破損が確認された場合は新品と交換を行います。この際、鎖が絡まっていないか、長さが適切かという点も確認しておきましょう。

浮き球の位置が適切でない場合は手動で位置を調整し、再び不適切な位置に戻ってしまう場合はボールタップとの接続部にある調整リングを操作します。浮き球が破損している場合は新品との交換を行いましょう。浮き球を持ち上げても給水が止まらない場合はボールタップに問題があるので、取り外して交換を行います。

また、オーバーフロー管に破損や劣化が生じていると、タンク内の水位が適切かどうかに関わらず水が流れ続けます。タンク内の水を抜いてから水を管に注ぐ方法で、細かい破損がないか確認しましょう。こちらも破損が見つかれば交換を行います。

・タンクの蓋からの水漏れ
タンクと蓋の隙間から水が溢れている場合は多くの場合、オーバーフロー管が詰まっています。オーバーフロー管の内部を清掃し、詰まりを解消しましょう。オーバーフロー管に問題がない場合は、ボールタップを始めとする給水部の点検と必要に応じた交換を行ってください。

・タンク側面や下部からの水漏れ
トイレタンクの下部から水が漏れる場合は、便器との接続部にある密結パッキンが劣化している可能性があります。修理にはタンクを便器から外す作業が必要になるので、難しいと感じた場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。また、タンク本体が破損して水漏れが発生しているケースも存在します。こちらも専門業者やメーカーのサポートを利用し、修理や交換を行いましょう。

タンクの水漏れを防ぐ方法

タンク内部の部品には経年劣化が発生するので、一定期間ごとに交換が必要です。また、定期的にタンクの内部を掃除することでカビの繁殖を防ぎ、オーバーフロー管や排水口の汚れを除去することも水漏れ対策には重要です。

もし節水対策としてタンク内にペットボトルなどを入れているという場合は、取り出しておきましょう。節水効果が小さいだけでなく、タンク内の破損リスクが高まってしまいます。

新しいタンクレス式の便器に交換することでも掃除の手間と水漏れのリスクを減らすことが可能です。新型の便器は節水機能がついているものもあるので、便器が老朽化している場合は交換も視野に入れると良いでしょう。

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