水のコラム
トイレの修理費用相場とは?原因別に解説
毎日使うトイレだからこそ、万が一の修理費用については把握しておきたいもの。この記事ではトイレに異常が見られたときの各種症状と理由に合わせて、それぞれの修理費用相場についてご紹介します。
自分で修理することも可能なトイレですが、DIYに不慣れな方は不安がつきものですよね。そんなときのために、水道業者の選び方のポイントについても解説します。
トイレで見られる異常と修理費用相場
日常的に使うトイレだからこそ、異常にいち早く気付くためにも、症状を詳しく把握しておきたいものです。ここではトイレに異常がある際に見られることの多い症状と修理費用相場、どのような理由から起きているのかを詳しく解説します。
水漏れ
トイレには常に水がたまっています。便器内の水たまり(封水)をはじめ、トイレタンク、給水管などさまざまな場所に水がたまったり流れたりしています。トイレから水漏れが確認できたときは、以下の理由が考えられます。
・トイレタンクがひび割れている
・トイレタンク内に取り付けられた部品に異常がある
・給水管とトイレタンクをつなぐ部品が割れ(欠け)ている
・便器がひび割れている
・排水管、または配管につまりがあり、汚水が逆流して便器から水が漏れている
・温水洗浄便座の故障・異常 など
排水によって汚物や汚水を流すトイレだからこそ、便器やトイレタンク内にひび割れがあるとぽたぽたと水漏れすることがあります。また、給水管とトイレタンクをつなぐ部品が経年劣化によって破損・歪みが発生した場合も、水漏れに至ることがあります。
・修理費用相場
水漏れによる修理費用相場は「トイレのどこに異常があるか」によって大きく変わります。
・トイレタンク内の部品による水漏れ:1,000~10,000円程度
・便器本体のひび割れによる水漏れ:30,000~100,000円程度
・給水管の異常による水漏れ:5,000~20,000円程度
・排水管、または配管のつまりによる水漏れ:10,000~30,000円程度
・温水洗浄便座の故障による水漏れ:10,000~50,000円程度
便器本体の異常によって水漏れが発生する場合は、便器本体を取り替えなければなりません。取り外して設置することになるため、やや大がかりな修理・費用となることを視野に入れておきましょう。
止水しない
いつまでたってもトイレが止水しない場合は、主にトイレタンク内に取り付けられた部品の異常によるものです。具体的に解説します。
トイレの止水・給水をコントロールするのは、主にトイレタンク内に取り付けられた部品が、さまざまな部品と干渉することで行われます。
そのため、トイレタンク内の部品に1つでも異常があれば、給水・止水が正常に行われません。トイレタンクには以下のような部品が取り付けられています。
・レバー
・オーバーフロー管
・ボールタップ
・フロートバルブとチェーン
・密結(みつけつ)パッキン
これらの部品は1回のレバー操作によって全てが作動し、機能します。それぞれが干渉して給水・止水を行うので、使用後にいつまでも水が流れる場合は、トイレタンクの部品を細かくチェックしてみましょう。
修理費用相場
止水しないといった症状は、主にタンク内の部品を新しい物へと交換、またはチェーンが絡まっていれば元の状態に伸ばしたり、オーバーフロー管の場所を元の場所に戻したりすることで改善するのがほとんど。
そのため、自分で直す場合は部品代のみで済みます。部品はホームセンターなどで購入でき、それぞれ1,000~3,000円程度。DIYなどの経験がある方は自分で直すと費用を安く抑えられるでしょう。
ただし、部品の確認・交換をする際は細心の注意を払う必要があります。それぞれの部品は非常に壊れやすいです。
特にオーバーフロー管はプラスチックでできているものが多いですが、簡単に曲げたり割れたりしやすい特徴があります。異常のある部品を交換する際に少しでも雑に扱ってしまえば、異常のない部品も交換しなければなりません。
DIYに慣れている方でも、少しでも不安に感じる場合は、水道業者による修理を検討しましょう。なお、水道業者による修理費用相場は以下の通りです。
・トイレタンク内の部品交換:5,000~15,000円程度
排水しない
トイレが排水しない場合は、温水洗浄便座の節水モードが高く設定されていて排水量が少ない、または排水管や配管につまりがある可能性が考えられます。
温水洗浄便座が設置されているトイレの場合、節水モードが作動していることがあります。節水モードを高く設定すると排水時の水を少なくしてしまうため、汚物や汚水がうまく排水せず排水しないといった症状が見られます。
また、節水モードを高くしていなくても、汚物量が極めて多い状態で一度に流そうとすると、排水管や配管がつまり、排水に至らないといった理由も考えられます。
・修理費用相場
「節水モード」が関係する場合は、節水モードを「中」程度に下げると改善します。一方、排水管や配管がつまりを起こしている場合は、ホームセンターなどで入手可能なつまり除去アイテムを取り入れることで改善するでしょう。つまり除去アイテムとしては以下の物があります。
・ラバーカップ(スッポン):1,000円程度
・真空式パイプクリーナー:2,000円程度
・パイプクリーナー:1,000円程度
なお、水道業者につまり除去を依頼する際は、高圧洗浄や分解清掃などを行うことがあります。その際の修理費用相場は以下の通りです。
・高圧洗浄:15,000~30,000円程度
・分解清掃:30,000~50,000円程度
直前に流した物によって除去作業が変わりますから、詳細について知りたい方は最寄りの水道業者に問い合わせてみましょう。
水道業者に修理を依頼する際のポイント
水道業者に修理を依頼する際「近場にあるから」といった理由で選ぶのは大変危険です。水道業者には良心的な業者のほかにも悪徳な業者も少なくないためです。ここでは安心して任せられる水道業者を選ぶ際のポイントを5つご紹介します。
費用相場に近い金額であるか
水道業者の修理費用にはおおまかな費用相場があります。最寄りの水道業者に依頼を検討する際は、修理費用相場から離れていないかを確認しましょう。あまりにも価格が異なる場合は、ほかのポイントと合わせて判断しましょう。
実績はあるか
インターネットの普及によって、近年では各水道業者に公式ホームページがあるのがほとんど。気になる水道業者を見つけたときは、検索エンジンなどを用いて公式ホームページの有無、これまでの実績を確認しましょう。
口コミや評判
公式ホームページを見つけたら、口コミや評判についてチェックしましょう。どのような作業に優れているのか、スムーズな対応かについても一目で確認できます。より詳しい口コミや評判を知りたい場合は知人や家族、親戚や近所に住む方などに聞いてみるのも良いでしょう。
対応速度
トイレの異常に気付いたときは、できるだけ早くフォローしてほしいもの。そのようなときは対応速度についても確認しましょう。公式ホームページのほか、電話による問い合わせから直接確認するのもおすすめです。
アフターフォローの有無
水道業者が修理した後でも、まれに異常が続くことがあります。このような場合にアフターフォローがあれば無償、または低価格で再修理を受け付ける場合があります。アフターフォローは費用を払う顧客にとって大切なサービスの一つですから必ずチェックしましょう。
まとめ
本記事ではトイレの異常から考える理由と修理費用についてご紹介しました。水道業者に依頼を検討する際のポイントも合わせて解説していますから、トイレが万が一のトラブルに陥ったときは、ぜひ参考資料の一つとして本記事を役立ててくださいね。
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