100均でも手に入る！蛇口ハンドルを取り換えたいときにおすすめの蛇口ハンドルを紹介 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

「突然蛇口ハンドルから水漏れし出した」「ハンドルを回しても水が止まらない」といったトラブルは起こることです。

しかし、ホームセンターが家のすぐ近くにあるとは限りませんよね。

そこで今回は、蛇口ハンドルを取り換えたいときにおすすめの蛇口ハンドルを紹介します。100均でも入手できるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

蛇口ハンドルが老朽化で傷む場合は取り替えのサイン

水道全体の耐用年数は10年程度といわれていますが、使用回数が多いほど老朽化する速度も速やくなります。ハンドルパーツは水道の蛇口の開け閉め動作をするときに毎回使うので、傷みも激しいところです。

水道関連設備の水漏れのほとんどはパッキン部分の老朽化といわれています。これは長年の使用頻度により柔らかさがなくなり、水を停止する役目を果たせなくなるためです。これはハンドル箇所に使用されているパッキン箇所も例外ではありません。

また家庭用のハンドルパーツのほとんどは温かい水と冷たい水を両方出水できる混合水栓になっています。昨今広まっている、1つのレバーで温度や水の量を調整できる混合水栓にはその切り替え動作をするためのカートリッジが取り扱われており、老朽化するとかみ合わなくなり水漏れを引き起こします。

ハンドル箇所のプラスチック素材などが傷むことによって動作が鈍くなったり、壊れたりします。この症状が現われた場合は交換のサインといえるでしょう。

100円ショップの水道ハンドルとは
ちなみに水道用ハンドルは100円均一でも購入できます。価格は100円ですがバリエーションもいくつかあり、軽くひねられる水道用ハンドルなど使いやすい種類もあるようです。

蛇口ハンドルのおおよその種類と選び方

水道ハンドルの長さによって軽く回せるかどうかの差が出ます。ひねる種類のハンドルなど短いハンドルパーツの方が強くひねる必要があります。逆にレバーのような持ち手部分が長いものだと、テコの原理によって軽く動かせます。

ハンドル型では限界点までハンドルを回せるので、水を出し過ぎる場合があります。持ち手部分の長いレバー型は壁面などにレバーが当たるので、水が１回に出せるマックスの量が少なめで節水になります。

おすすめの蛇口ハンドル

ここで、おすすめの蛇口ハンドルをいくつか紹介します。

力があまりない人向け
軽い力で水が出せる製品：丸型の水道用ハンドルは回転軸に近いところで力を加える必要があり、幼い子どもやご高齢者は操るのが困難な場合もあります。その予防策として長いレバー型のハンドルに切り替えることで、先の部分では距離が長くなるだけ、軽く動かすだけでも操作できるのです。

自宅にある水道ハンドルに簡単に設置、ワンタッチで動かせる製品：こういった商品は元からある三角型ハンドルパーツに設置することでハンドルパーツの持ち手部分が長くなるので、取り替えせずに軽く回せるようになります。

おしゃれにこだわる人向け
ハンドル部分にカラフルな色味が入った製品：このタイプの蛇口はネットショップでも購入可能です。例えば、レバーハンドルに丸みがあって、色のバリエーションがあるので、部屋の雰囲気を考えてハンドルも自由に交換できるものがあります。

アンティーク調で空間を演出できる製品：また機能性よりもかっこよさを優先し、アンティーク風の水道ハンドルに変えて周囲の雰囲気も合わせることで、レトロな感じやファッショナブルさを演出できるかもしれません。

節水志向者向け
蛇口レバーが大きなタイプの製品：大きめのリングパーツで持ちやすく、かつレバーを回せるエリアが限定されるため節水対策になります。

シングルレバータイプの製品：ハンドルだけではなく蛇口全ての取り替えになりますが、水量を調節しやすいシングルレバータイプの製品は、同じく節水対策になります。

蛇口ハンドルを自分で取り替える手順

水道ハンドルは自力交換も可能です。以下、作業手順を解説します。必要な工具は、プラスドライバー、マイナスドライバー、ピンセットです。

元栓を閉める
交換作業を開始する前に元栓を閉めて、絶対に水があふれないようにしましょう。元栓はマンションの場合、玄関を出てすぐそばのところに収納場所があることがほとんどです。一軒家だと土地の地中に埋まっています。

レバーパーツやハンドルパーツの蓋を取り外す
ハンドル型のほとんどは上に丸型の蓋がついています。マイナスドライバーやピンセット類の薄い型のものを隙間に差し込めば取り外せます。

レバー式ハンドルには上にスライドさせて開ける蓋がつく場合があります。

レバーパーツやハンドルパーツを取り外す
蓋を取りはずしたあと、ハンドルパーツを止めるネジを取りはずしてハンドルパーツを外しましょう。

レバーの後ろや下などハンドルパーツによってネジの箇所が異なります。探しても見つからないときは単に上方向へ引っ張りあげることで取り外せる場合もあります。ただ、原則は固定されているので、強引に取り外すのは厳禁です。

はめ方
ハンドルを取りはずすとスピンドルパーツがまる出しになるでしょう。スピンドルにインサート樹脂とハンドルパーツを順に差し込みます。その後、ハンドルパーツをワッシャーとビスで止めれば終了です。

作業時の注意点
水道用ハンドルのタイプによってはメーカー純正のハンドルパーツにしか対応していないケースがあります。純正以外の部品を使うと噛み合わずに不具合の原因となります。なので、取り替えできる水道用ハンドルなのかチェックしなければなりません。

蛇口レバーの取り替え方法（番外編）
以下は、レバーの取り替え方法を解説します。

レバーのみを取り替えるケースは、使用している蛇口のメーカー・型番をリサーチして同じ製品を購入しましょう。

ハンドルとは異なり、レバーと蛇口本体が一対になっている場合がほとんどです。したがって違うタイプのレバーだと上手に設置できず、強引に設置してしまうと水漏れ問題が起こることがあります。

取り替えの手順は下記の通りです。

・レバーのネジ箇所を取り外す
・レバーを抜きとる
・反対の手順で新品のレバーを取り付ける
・水道の元栓を開けて、スムーズに使えるかチェックする

まずは、下記のところにあるレバーのネジ箇所を取り外します。

・レバーの正面側
・レバー上のキャップ下のところ

キャップがあるときは奥の方にずらす、またはドライバーを差し込むと取り外せるでしょう。このネジ部分を、プラスドライバーを使って外せば大丈夫です。

もしネジの箇所がわからないときは、もともとネジパーツがついていない場合があります。その際はこの手順を飛ばしましょう。

次にレバーを引き抜きます。

ネジを取り外している、あるいは、もともとネジがないケースはレバーを上の方に引きあげましょう。そうすればトラブルなくレバーが抜けるでしょう。

その後、反対の手順で新品レバーを取り付けます。

レバーの着脱が終わったら、準備した新品レバーを取り付けましょう。使っている蛇口と同じメーカー・型番のレバーを準備し、反対の手順で取り付けてください。

最後に水道の元栓を開けて、スムーズに使用できるかチェックします。仕上げに元栓を開けて、スムーズに水が流れるかを確かめてください。問題なければ終了です。

まとめ

この記事では、蛇口ハンドルを取り換えたいときにおすすめの蛇口ハンドルを紹介しました。また、ハンドルタイプとレバータイプそれぞれの交換方法についても解説しましたので、交換を考えている方には参考になったのではないでしょうか。

ぜひご自分でも実践してみてください。

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