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水のコラム

断水対策とSDGsに有効な設備「雨水タンク」をご紹介!

2024年07月09日 その他


静岡県の一部自治体では助成金制度もある、雨水タンク(雨水貯留施設)についてご存じでしょうか?
 
雨水タンクとは雨水を貯めて置ける設備のことで、自然災害時の断水対策のための防災グッズとしてや、環境保護ができることでSDGsの面からも注目を集めています。
 
しかし、雨水タンクの雨水を実際にどのように使えるのか、設置するメリットやデメリットはあるのかなど、疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は、雨水タンクに貯めた雨水の使い方や、雨水タンクを設置するメリット・デメリット、メンテナンス方法、選び方、助成金についてご紹介していきます。

雨水タンクについて

雨水タンクとは、言葉の通り雨水を貯めるためのタンクです。
雨樋の排水部分に設置をすることで、雨樋を通った雨水を貯めることができます。
 
雨水タンクに貯めた雨水は主に生活用水以外に使うことができるため、節水にも節約にも繋がるでしょう。
 
ゲリラ豪雨の際にも雨水タンクは役立ちます。
ゲリラ豪雨など雨足が強く降雨量が多い雨は、雨水が溢れるなどの排水トラブルが起きることがあります。
 
しかし雨水タンクがあると、雨樋を通った雨水はすべて雨水タンクの中に貯まっていくため、排水トラブルを抑えることができるのです。

雨水タンクに貯めた雨水の使い方


雨水タンクに貯めた雨水は、ガーデニングの水やりや打ち水、車の洗車に使うことができます。
また洗濯水にも使うことができるでしょう。
洗濯水に使う場合は、洗濯洗剤を入れる洗濯モードまでの利用に止めた方が良いです。
 
自然災害などで断水すると、生活用水に困ることがあり、このような場合に雨水タンクは活躍をします。
トイレの流し水や掃除、お風呂・手洗いなど、飲用水を使いたくないけれど水が必要な場面で活用することができるのです。

雨水タンクのメリット

雨水タンクを設置するメリットは、以下の点が挙げられます。

  1. 節水効果:水道水の使用量を減らすことができる。
  2. 水道代の削減:水道の使用量が減ることで、水道代も削減できる。
  3. 環境保護:水資源の使用量を削減できる。
  4. 断水時の水源確保:自然災害などによる断水時に、生活用水や消火用の水を確保できる。
  5. 水道水が届かない場所での水源確保:ホースが届かない場所で水を使いたいときにも、水を使うことができる。

 

雨水タンクのデメリット

雨水タンクには、取り付けやメンテナンスなど、様々なデメリットがあります。
雨水タンクを設置する場合、デメリットを踏まえた上で検討する必要があるのです。

設置について

雨水タンクはご自宅にあるトイレなどと同じで、ご自分で取り付ける必要があります。
取り付け方はメーカーにより異なりますが、付属の設置方法の通りに設置すれば取り付けることが可能です。
 
ご自分で取り付けられない場合には、メーカーや購入店に確認することや、業者に相談すると良いでしょう。
 
また雨水タンクの寿命は材質によりますが、ポリエチレンの場合で約20年と言われています。
設置した後に一生使い続けることはできないため、損傷したときには再度の設置や撤去が必要です。

費用が発生する

雨水タンクの設置には初期費用が必要です。
雨水タンクは安価なものでも約30,000円を超えており、高価なものになると約100,000円を超えるものもあります。
 
雨水タンクは生活用水には適さず利用シーンが限られ、節水効果を実感するまでにも、時間がかかる場合が多く、水道の併用が必要です。
そのため、水道代の節約への効果も、明細を見ているだけでは費用対効果が薄いと感じるかもしれません。

メンテナンスが必要

長期間貯めている水には、ボウフラやコケが発生する恐れがあります。
ボウフラを放置すると蚊に成長してしまうため、蚊の被害を防ぐためにはボウフラを発生させないことや、発生したボウフラを駆除する必要があるでしょう。
 
また雨水タンクに貯めた雨水は、腐ります。
雨水タンク内の水は利用して循環させる必要や、定期的に水を抜いてて雨水タンク内の清掃を行う必要があるのです。

風の対策

雨水タンクは貯まっている雨水量が少ないときや、空になっているときは強風で転倒します。
台風のときなど、風速が非常に強い場合には貯まっている雨水が多くても、飛ばされてしまうことがあるでしょう。
 
雨水タンクが転倒しないように、ある程度の水を貯めるようにするか、水がないときは屋内など風の影響を受けない場所に移動させましょう。
雨水タンクが転倒して割れてしまった場合や水がこぼれてしまった場合、ご自宅だけではなく近隣住宅にも迷惑をかける可能性があります。
 
台風で雨水タンクが飛ばされてしまうと大変危険なため、台風の被害を受けやすいエリアにお住いの人は、設置する前に慎重にご検討ください。

雨水タンクの選び方


雨水タンクを選ぶときは、「サイズ」「材質」「性能」から選ぶと良いでしょう。

サイズ

雨水タンクはサイズによって設置場所に広さが必要な場合があります。
狭い場所に設置できるサイズもありますが、この場合貯められる雨水の量が減るでしょう。
ご自宅のスペースによってサイズを選ぶ必要があります。
 
雨水タンクには100リットルという小容量のものから、1,000リットルという大容量のものまであります。
 
一般的には500リットル前後あれば、家庭用の雨水タンクとして足りると言われています。

材質

雨水タンクの材質には、以下のものがあります。

  1. ポリエチレン
  2. オーク樽
  3. ステンレス
  4. 陶器
  5. 塩ビ
  6. PVCコーティング生地
    1.  
      流通量が多いのはポリエチレン製の雨水タンクで、価格が比較的安く、容量の幅が広く、メーカーの種類が多いことなどが人気の理由として挙げられます。
      機能

      雨水タンクには最初から集水器がセットで販売されているものや、ゴミを除去するフィルターが付いたもの、オーバーフロー対策が施されたもの、泥などの排出口が下部に付いたものなどがあります。

      集水器

      雨水タンクが雨水を集めるために必要なものが集水器で、雨樋に取り付けることが一般的です。
      しかし、集水器が別で販売されている場合、別途準備する必要があり、設置までに時間がかかります。
       
      雨水タンクと集水器がセットになっているものを購入すれば、雨水タンクが届いた後すぐに設置することができるでしょう。
       
      ただし、雨樋の種類によっては集水器を取り付けられない場合もあります。
      このときは別売りのアダプターが必要となるため、ご自宅の雨樋にセット品の集水器を取り付けられるか、事前に確認が必要です。

      ゴミ除去のフィルター

      雨水タンクには、雨水と一緒に雨樋を通って落ちてくる、落ち葉やゴミなども溜まります。
      ゴミ除去のフィルターを設置することで、落ち葉や大きなゴミなどの侵入を防ぎ、水をきれいに保ちやすくなります。
      またメンテナンスも行いやすくなるでしょう。
       
      ただし、フィルターが目詰まりを起こすと雨水タンクの中に雨水が溜まらなくなるため、定期的にフィルターの清掃を行う必要があります。

      オーバーフロー対策

      雨水タンクの中に容量以上の雨水が流れ込んだ場合、雨水タンクから水が溢れだし、雨水タンクの周辺が水浸しになってしまいます。
      溢れた雨水が壁に吸い込まれると、壁が劣化したりシミとなって残ってしまう場合があるでしょう。
       
      オーバーフロー対策が施された雨水タンクは、雨水タンクの容量以上の雨水は雨樋に流れるように設計されています。

      泥などの排出口が下部に付いている

      雨水タンクの底には、泥やゴミが沈殿して溜まります。
      これらは定期的なメンテナンスで除去する必要がありますが、雨水タンクの底を清掃することは大変です。
       
      雨水タンクの下部に泥などを排出できるものが付いていれば、その部分を開けることで清掃がしやすくなります。

      助成金


      静岡県では、一部の自治体で雨水タンク設置の際に適用される助成金を受けられる場合があります。
      申請方法など、詳しくは各自治体のホームページをご確認ください。
       
      静岡県静岡市
      参考:静岡市┃雨水貯留浸透施設設置に対する助成制度
       
      静岡県湖西市
      参考:湖西市┃浄化槽雨水貯留施設転用費の補助金制度
       
      静岡県富士市
      参考:富士市┃雨水浸透・貯留施設設置費補助金
       
      静岡県袋井市
      参考:袋井市┃浄化槽雨水貯留施設転用工事費補助金
       
      静岡県沼津市
      参考:沼津市┃雨水浸透・貯留施設設置費補助金
       
      静岡県三島市
      参考:三島市┃雨水浸透・貯留施設の設置費補助金
       
      静岡県掛川市
      参考:掛川市┃雨水貯留槽補助金制度
       
      静岡県富士宮市
      参考:富士宮市┃雨水浸透・貯留施設設置費補助金
       
      静岡県焼津市
      参考:焼津市┃雨水貯留浸透施設設置補助金
       
      補助金制度や募集人数は流動的です。
      雨水タンクの設置で補助金を利用したい場合は、事前に自治体ホームページなどで確認をするようにしてください。

      まとめ

      雨水タンクは雨水を貯めて使うことができる、便利な設備です。
      自然災害などの断水では、生活用水などの確保が難しく、このような場合に雨水タンクは活躍をします。
       
      雨水タンクにはデメリットも多いですが、水の確保ができるという大きなメリットがあります。
       
      また静岡県の一部自治体では助成金もあるため、申請することで費用を抑えて設置することが可能です。
       
      雨水タンクに雨水を貯めるためには、雨樋に集水器を取り付ける必要があります。
      雨樋を確認したときに、つまりなどのトラブルに気が付いた際は、しずおか水道職人にご相談ください!
       
      しずおか水道職人では、雨樋のつまり除去なども行っております。
      雨樋がつまったままや汚れたままでは、雨水タンクにきれいな水を貯めることができません。
      雨水タンクの設置を行う前に、雨樋のトラブルを解決しておくことで、安心して雨水タンクに雨水を貯められます。
       
      いつでもお気軽に、しずおか水道職人までご連絡くださいませ。

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