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水のコラム

意外と多い?洗面所のSトラップからの水漏れ

2019年08月30日 洗面所

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洗面所のSトラップからは、いろいろな原因により水漏れが発生します。症状によっては、パイプ自体の交換が必要です。取り替えるタイミングが分かっていれば、パイプが折れて洗面所が水浸しになる事態に見舞われなくて済むでしょう。そこで今回は、Sトラップから水漏れするケースをふまえたうえでSトラップの寿命やパイプ交換の目安・方法をご説明します。

Sトラップからの水漏れケース

Sトラップから水漏れするケースでは、「トラップ内のつまり」「接続部分の緩み」「部品の劣化」「Sトラップ自体の劣化」がトラブルの主な原因です。

・つまりによる水漏れ
Sトラップは、その名のとおり排水管がS字に曲がっています。この形状は、下水管からの異臭や、屋外からの害虫侵入を防ぐための工夫です。洗面台の排水口から流された髪の毛や異物も、トラップ部分でつまることが少なくありません。各種の異物が蓄積すると水の通り道は狭くなり、やがて水漏れを引き起こします。

・接続部分の緩み
Sトラップを構成する排水管は、上部で洗面台の排水口に、下部で下水管につながる排水管に接続しています。ほかにも数カ所のつなぎ目があり、それぞれを固定しているのはナットです。しっかりナットが締まっていなければ接続部分は緩み、そこから水漏れします。

・部品の劣化
Sトラップの接続部分は、水漏れ防止のため内部にパッキンが用いられています。パッキンはゴム製の消耗品であり、長く使っていると劣化は避けられません。ナットが緩んでいなくても、パッキンが傷んでくれば水漏れにつながります。

・トラップ自体の劣化
Sトラップも、パッキンと同じく経年劣化します。素材によって症状は異なりますが、古くなった部品に多く見られるのは「ヒビが入る」「穴があく」「割れる」「折れる」といったトラブルです。最初は目立たない破損でも、そのまま放置していると症状は重くなり水漏れの原因になります。

Sトラップの寿命と交換の目安

Sトラップが寿命を迎えれば、水漏れを起こしやすくなります。異常が見つかったら、はやめの対処が欠かせません。

・Sトラップの寿命は10年前後
Sトラップの耐用年数について明確な基準やデータは示されていませんが、一般的に10年前後と考えられています。多くの場合、10年くらい経つとSトラップに使われている排水管に各種の不具合が現れはじめます。

Sトラップの素材は大まかに樹脂製と金属製に分けられ、主なトラブル症状は前者なら「割れ」と「折れ」、後者であれば「ヒビ」と「穴」です。樹脂製のパイプは寿命が近づくと硬くなり、大して力を加えなくても簡単に折れてしまう場合があります。金属製のパイプは古くなるほど腐食が進み、最終的にヒビや穴が生じて破損します。

・交換の目安
交換の目安は、破損につながる症状が目立ちはじめたときです。樹脂製の場合、パイプに手を触れカチカチに硬化していたら交換しておくのが賢明といえます。すでに割れていたら、作業は急いだほうがよいでしょう。

金属製の場合、サビが目につくほど付着した時期がパイプ交換のタイミングです。腐食範囲が広がるとヒビや穴が生じるので、そのまま放置するのは望ましくありません。サビが気になるからと力を入れて磨けばパイプを弱める恐れがあるので、無理なサビ落としは控えたほうがよいでしょう。

Sトラップの接続部分で水漏れがありナットやパッキンに問題がない場合もパイプが劣化している可能性は高いので、交換の目安と考えられます。

交換方法と注意点

Sトラップを交換する際、事前に用意する主な道具類はドライバー、ペンチ、モンキーレンチ、バケツ、タオル、雑巾です。

・古いSトラップの取り外し
古いSトラップの取り外しは、S字部分から着手します。樹脂製パイプはナットを素手で回せますが、金属製ならモンキーレンチを使いましょう。次は洗面台との接続部分、最後に洗面台下につながるパイプを外します。パイプのなかには水が残っている場合も多いので、下にバケツを置いておきましょう。ナットが硬くて動かないときには、無理せず業者にお願いするのが無難です。

・新しいSトラップの設置
新しいSトラップは、上から設置していくのが基本です。最初に、洗面台の排水部分に排水栓を取り付けます。次にS字部分を組み立てます。上部の排水栓に挿入するタイプであれば、しっかり押し上げながらナットを締めてください。残りのパイプを洗面台の床下から伸びる排水管につないだら、設置完了です。パイプに挟み込むパッキンや洗面台下のパネルの位置は、間違えないように注意してください。

・作業時の注意点
作業時に気をつけたいのは、交換部品の寸法です。せっかく新品を購入しても、パイプの外径が合っていないと取り付けられません。部品の購入時には正しいサイズを選んでください。部品交換が済んだら、最終確認も忘れてはいけません。洗面台に水を流してもSトラップから漏れないか、必ずチェックしましょう。水漏れする場合には、専門業者に見てもらうことをおすすめします。

まとめ

Sトラップのパイプは、素材に関係なく時間が経てば劣化します。寿命は、約10年。目安となる症状が出てきたら、交換時期です。適切に対処すれば、水漏れを防げます。自分でも交換可能ですが、難しければ業者にお願いしてください。

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