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水のコラム

ウォシュレットの修理費用の相場を解説!修理を繰り返す場合は交換がお得

2023年06月29日 トイレ

「ウォシュレットの出水されない」「ウォシュレットが全く動かない」といった問題が突如発生するケースがあります。故障したウォシュレットの修理には確かな経験と知識が必要です。

したがって、修理業者に依頼した方が、失敗が少なく済むでしょう。ただ、費用がどのくらいかかるのか気になるところですよね。

そこで今回は、ウォシュレットの修理費用の相場を解説していきます。

ウォシュレット修理の費用相場

ウォシュレットに関わる問題はいろいろで、修理に必要な費用も異なってきます。修理費用は、専門業者の技術料金と現場作業の出張費用、パーツ類を交換する場合の材料費用が必要です。

以下、トラブル別にかかる修理費用の費用相場を解説していきます。

ウォシュレットが作動しない場合
ウォシュレットのボタン部分を押しても作動しないときは、ウォシュレットの電気系か人感センサー部分の不具合かもしれません。人感センサーは、人に反応して蓋が開いたり、便座に座っている状態を認知したりするシステムのことです。

これら機器を修理する際の費用相場は、約1万5,000〜3万円となっています。

また、ウォシュレットの寿命がきて作動しなくなる場合もあります。この場合は、ウォシュレットを取り替える必要があります。

その他にも、電源コンセントが抜けていたり漏電を防ぐシステムが動作していたりする場合にも、ウォシュレットが作動しないといった症状が起こります。電源コンセントを差し直したり、スイッチを入れ直したりすると作動する場合があるので、専門業者に依頼する前に試してみましょう。

ノズルパーツ以外から水漏れする場合
ウォシュレットの周囲から水漏れするケースは、温水を溜めておくウォシュレット専用の水槽や水を流すパーツの洗浄バルブパーツの不具合かもしれません。これらが原因のケースの費用相場は、約1万4,000〜2万5,000円です。

ウォシュレットに温水を溜める水槽内には、給水フィルター付きの水抜栓が取り付けられています。給水フィルター付属の水抜栓とは、水槽の水が凍結しないようにするパーツです。

このパーツが経年により老朽化していると、水漏れする場合があるので、取り替えるようにしましょう。取り替えるときは水が一気に流れだすのを防止するために止水栓を閉めて、水受け用容器を床に準備してから作業をはじめてください。

パーツを取り替えれば、水漏れが収まる場合があります。

洗浄バルブ箇所からの水漏れは、固定されたナット類の金具が緩んでいる危険があります。ナット箇所を再び締めれば、水漏れが収まるケースがあるので実践してみましょう。ノズルパーツの問題については、後ほど詳しく説明します。

便座に不具合があるケース
便座が温かくならないといった問題が発生した場合は、ウォシュレット機能ではなく便座パーツが故障している危険があります。便座を修理する場合に必要な費用相場は、約1万7,000〜3万5,000円です。

便座が温かくならないといった問題は、便座を温める機材の電源がオンになっていない場合も考えられます。また、便座の人感センサー部分に何かの汚れがついてスムーズに反応していないだけかもしれません。

専門業者に依頼するより前に、電源が入っているか調べて、人感センサー箇所の清掃もしてみましょう。

リモコンに不具合があるケース
ウォシュレットのリモコン機器が反応しないときは、リモコンが故障している危険があります。リモコンの修理に必要な費用は、約1万3,000〜2万5,000円です。ただ、単純に電池切れをしている場合もあるので、ひとまず電池取り替えをしてみましょう。

ウォシュレットのリモコン機器はテレビのリモコン機器と同じく、センサーが設置されています。センサーが反応するところが汚れていると、スムーズに反応しない場合があるのでセンサー部分の清掃もしましょう。

ノズルパーツ修理を頼む場合の費用相場

ノズルパーツパーツの問題も修理が必要になります。ウォシュレットのノズルパーツ修理料金の相場について見ていきます。

水が出てこない場合
ウォシュレットのノズルパーツから水が出てこないケースは、人感センサーの不具合かもしれません。人感センサーの修理を業者に依頼した場合、1万5,000〜3万円程度必要です。

ただ、人感センサーのところが汚れているとノズルパーツ部分から水が出てない場合もあるので、ひとまず清掃することから開始しましょう。

また、ノズルパーツから出る水圧が弱く設定されていたり、ノズルパーツそのものが汚れていたりする場合、水が出づらくなってしまいます。水圧を変えるか、ウォシュレットの清掃機能を使用して汚れを洗い落としましょう。

加えて、自宅の周囲が断水作業をしていたり止水栓が閉まっていたりする場合も考えられます。となり近所の断水の状況や止水栓のチェックもするようにしましょう。

水が出続ける場合
ノズルパーツから水が出続ける場合、主たるバルブユニットが故障している危険があります。主たるバルブユニットは、主としてノズルパーツ箇所に水を送りこむ役目を持っているパーツです。主たるバルブユニットの修理に必要な費用は、おおむね1万3,000〜1万9,000円です。

ただ、ノズルパーツから水が出続ける場合は、ノズルパーツの清掃システムが動いて清掃をしている場合があります。このケースは不具合ではないので機能が動いているか確かめて、清掃が完了するまで待ちましょう。

また、一旦電源を切って入れ直すと水が停止する場合もあります。いずれも自分でもできる作業なので実践してみてください。

交換が適切なケースもある

ウォシュレット機器から水が出てこない、ノズルパーツが出てこないといった問題が発生する場合は、取り替えの時期かもしれません。ウォシュレットの寿命は大体7〜10年です。ウォシュレットを使い古すと、色々な箇所に不良が起こりやすくなります。

結果として、1箇所直してもすぐに他の箇所が故障するといった、非効率な状態になってしまうのです。そうすると、取り替える料金よりウォシュレットの修理料金の方が高くなってしまう場合もあるでしょう。

寿命を過ぎたら思い切りよく取り替えてみるのがおすすめです。

加えて、ウォシュレットの機能も年々進化しつつあります。電力を無駄に消費しないように省エネ機能がついていたり、好みに応じて水圧をコントロールできたりといった多機能も進んでいます。

現状のウォシュレットの使い勝手がよくないという人は、取り替えを考えてもいいかもしれません。

ウォシュレット設置にかかる費用額は、おおむね1万〜1万4,000円です。ウォシュレットの修理料金と比較してさほど大きな差はないようです。故障したウォシュレットの使った年数が長いケースは、買い替えて検討してもいい頃合いかもしれません。

業者選びのコツ

最後に、業者選びのコツを紹介します。

利用前に保証期間をチェック
ウォシュレットには、製品寿命の他に保証期間があります。製品保証期間は、メーカーがただで修理する期間のことです。製品保証期間内であれば、故障したウォシュレットもただで修理してもらえます。

製品保証期間はメーカーごとに違うので、自宅のウォシュレットを確かめてみてください。

いくつかの会社から見積りをもらい比較検討
質の高い業者を選ぶには、一旦見積りを提示してもらうことが大事です。見積りには詳細料金と同時に、作業の内容が細かく載っているので、多くの情報を得られます。

1社のみの見積り書ではその費用が適切か、作業の内容は確実かといった判断がつかないので、いくつかの業者に見積り書を出してもらいましょう。その場合は見積りが無料でもらえるかもあらかじめ確かめておいてください。

いくつかの業者の見積り書を比べて、自分の条件に適した修理業者を選びましょう。

まとめ

本記事では、ウォシュレットの修理費用の相場を解説してきました。修理を繰り返す場合はやはり交換がお得といえるでしょう。

ただし、全国各地に専門業者はたくさんあります。最後の項目でご紹介した方法も参考にして、良い業者を選んでください。

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