マンションでお風呂のお湯が出ないときの確認するポイントと対処法 -しずおか水道職人 -静岡県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

2021年12月08日お風呂の直し方

マンションにお住まいの方で「入浴しようと思ったらお風呂のお湯が出ない」といった経験はありますか？実は突如お風呂でお湯が出なくなってしまうことは、管理会社への問い合わせでよくある困りごとだといわれています。

この記事では、お湯が使えないと気付いた際に確認するポイントや対処法について紹介します。

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マンションでお湯が出なくなったときは、あせらず詳細を確認することが重要です。チェックするポイントは大きく3つあります。

・お風呂のお湯だけが使えない
・キッチンや洗面など、他の場所でもお湯が使えない
・お湯だけでなく、水自体が使えない

まずは家全体の蛇口からお湯が出るかをチェックしてください。確認作業を行うことで、問題が起きている場所を突き止めることが可能です。挙げられた症状ごとに、想定される原因を解説していきます。

お湯が出ないのは浴室だけで、キッチンなど他の場所では問題なくお湯が出る場合「混合水栓」の不具合が考えられます。

混合水栓とは、お湯も水も同一の蛇口から出る仕組みのことです。一般的に家庭で広く浸透しているタイプでもあり、故障すると温水と冷水の切り替えができなくなることがあります。長年使用しているのであれば水栓の故障を疑い、専門業者に相談してください。

キッチンや洗面など、浴室以外でもお湯が出ない場合はガスが止まっている、もしくは給湯器に問題がある可能性が高いでしょう。復帰作業を行っても直らない給湯器の交換は、設置から7年を過ぎたら検討し始めることをおすすめします。

お湯どころか水も出ないケースは、地域あるいは建物ごと断水されているかもしれません。マンションの場合は事前にお知らせがあるはずなので、まずは掲示板で確認しましょう。

断水が近隣で行われていない場合、「止水栓」と「元栓」に不具合がある可能性があります。止水栓とは修理などで一時的に水を止めておける栓、元栓とは蛇口の交換といった大掛かりな工事の際に水を止めておける栓のことです。

最初に止水栓を反時計回りに回し、それでも水が出なければ元栓を同じく半時計周りに回してください。全て試しても解決しないときは、至急マンションの管理人へ相談しましょう。

マンションでお風呂のお湯が出ないときに自分で確認できるポイントや対処法を説明しましたが、解決しない場合は然るべき業者に修理を依頼しなくてはいけません。マンションを購入したのか、賃貸で借りているのかで次にとる行動は異なります。

住んでいるマンションが持ち家なら全て自己責任となるため、自分で水道業者やガス会社に依頼可能です。給湯器に不具合が見つかった場合はメーカーへの連絡になりますが、保証期間外であれば必ずしも同じメーカーにこだわらなくても構いません。ちなみに、分譲マンションの場合も給湯器だけは個人のものと扱われます。

住んでいるマンションが借りている部屋なら、必ず管理人さんや大家さんを通じて修理の依頼をしてください。絶対に独断で修理業者を呼んではいけません。

修理を依頼できたのはいいものの、すぐにはお風呂のお湯が出ない場合があります。特に給湯器の修理は数日間にわたります。

自宅のお風呂が使えないときに体を清潔な状態で保つには、いくつか手段があるので紹介します。

きちんと身体を洗って入浴したい方は、近所にある銭湯や温泉施設を利用しましょう。近年はお風呂カフェというリラクセーションサービスも注目を浴びています。

シャワーだけで構わないのであれば、インターネットカフェがおすすめです。インターネットカフェの料金設定によっては、銭湯よりも安く利用できる可能性があります。

親しい友人や実家に頼れる方はいっそお風呂を貸してもらいましょう。

いずれも難しい場合は電子レンジであたためたホットタオルで体を拭く、洗い流さなくてもよいシャンプーを使うなどの工夫で、一時的にしのぐことも可能です。修理に時間がかかることが分かった時点で、修理中の入浴に関する代替案を検討しておきましょう。

日常的に利用できるのが当たり前になっているお風呂のお湯ですが、突然使えなくなってしまう可能性は否めません。マンションに住んでいてお湯が出ないことに気付いたときは、今回の記事で紹介した確認ポイントをふまえてお湯が出る場所を確認し、ポイントごとの対処法を試してみてください。

マンションのような集合住宅の場合は建物全体で不具合が起こっている可能性もあるため、管理会社や大家さんへの確認が必要になることもあります。いずれの方法を試しても解決しないときには、専門業者へ修理の依頼をしましょう。

修理内容によっては何日間かお湯が使えず、その間お風呂に入れなくなってしまうかもしれません。銭湯の利用や親しい人を頼る、もしくは身体をホットタオルで拭くといった臨時対応でしのぎましょう。

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